みなさんこんにちは、鷹です!
ついにゴールデンウィークに突入しましたね。今年は『ゴールデンウィーク』というフレーズより『10連休』や『大型連休』という呼び方の方が一般的かな?
私の勤務先もこの世の中の動きに影響を受けてか?4月29日~5月4日まで6連休と、過去に例のない長い連休を頂くことができました。
家族サービスや家事などやらなければいけないことは山ほどありますが、今後二度と訪れないかもしれない長い連休ですので、カブクワライフも目一杯満喫していきたいと思います。^^
ということでまずは、ローゼンベルクオウゴンオニクワガタのブリードに関するご報告です。
目次
種親とブリードライン
すでにこちらの記事でもご紹介させて頂いておりますが、2月中旬より2019年度のブリードを開始しており、3月中旬には第1回目の割り出しも行っています。
ただ今年は複数のラインでブリードを予定しており、自身の管理と記事でご報告する際により分かり易くするため、少し整理してご紹介させて頂きます。
種親
それではまず2019年度のブリードで頑張って頂く種親のご紹介です。
この2頭は『補強』ということで1月末に我が家へやってきたペアです。
みなさんすでにご存じかもしれませんが、日本へ輸入されるオウゴンオニクワガタはそのほとんどが『現地飼育品』で、これは現地でもWD個体の採集が困難になっていることが一番の要因のようです。
ただ実際に日本国内で販売されている個体は、種親や血統までは明らかにされておりません。
そのためこのペアが同血統なのか別血統なのかは定かではありませんが、ここでは管理上の理由もあり、
- WD
- 別血統
とさせて頂きます。
さてお次は昨年我が家で羽化してくれたメス3頭です。
この3頭は昨年のブリードで何とか成虫へと羽化してくれた3頭です。
種親はWD♂49㎜・WD♀46㎜ということで、先程ご紹介させて頂いた『補強』のペアと同じく『現地飼育品』ですが、ここでは『WF1』とさせて頂きます。
そして最後はこちら、
この個体も昨年のブリードで成虫へと羽化してくれた個体になりますが、先程ご紹介させて頂いたメス3頭とは異なり、WD♂48㎜とWD♀53㎜の種親から得られた唯一の子になります。
ちなみに詳しくはこちらの記事、
『ご紹介できなかった別血統のローゼンベルクオウゴンオニクワガタ』
を参照してくださいね。
ブリードライン
それでは続いてブリードラインをご紹介させて頂きます。
R-4ライン
こちらは最初にご紹介させて頂いた『補強』のWDペアのラインです。
すでに1ラウンド目の産卵・割り出しを済ませ、8頭の幼虫を菌糸ビン及び菌糸プリンカップで管理しています。
メスは1ラウンド目からの取り出しと同時に2ラウンド目の産卵セットに入って頂きましたが、4月11日には産卵セットから取り出して、現在は単独飼育で休養させています。
R-5ライン
ここからはWD62㎜のオスに少し頑張って頂きます。
補強でやってきたWDのオスと、昨年我が家で最も早く(11月20日)羽化し、最も大きく羽化してくれたメスのラインになります。
このラインは単純に『大型狙い』ですね。^^
R-6ライン
オスは同じくWD62mmで、メスは12月26日に羽化した50㎜の個体です。
狙いはR-5ラインと同じく大型狙いですが、どうもローゼンベルクオウゴンオニクワガタは幼虫を確保できる数が少ない傾向があるようですので、可能な限りブリードラインを増やしていきたいという狙いもあります。(理由はまた別の記事で)
R-7ライン
そして最後はこちら、
昨年我が家で羽化してくれた2頭の組み合わせですが、全く別血統での組み合わせになります。
共に産卵から羽化まで我が家で飼育していたため、このペアから産まれてくる子たちも菌糸飼育に対する適応は問題ないと思われます。
またメスの親や姉妹・オスのブリード経緯等を考えてみても、より大型を生み出せる可能性は高いのではないかと思われます。
最後に
ということで今年はそこそこの種親を確保することができましたので、ローゼンベルクオウゴンオニクワガタは複数ラインでブリードにチャレンジしていきたいと思います。
以前の記事でも記載させて頂きましたが、今まで見たことのないちょっと変わった?クワガタに完全に魅了されてしまいました。^^;
実はすでにすべてのラインのブリードを開始しており、みなさんの想像通り悪戦苦闘しておりますが、^^;詳しい内容は次回の記事でご紹介させて頂きたいと思います。
もちろんスマトラやパラワン等のオオヒラタやタランドゥス、それに常温飼育している国産種たちも手を抜かずに飼育していきますので、そちらのご報告も楽しみにしておいてくださいね。^^
ただひょっとすると飼育スペースの問題から、国産種に関しては少し規模を縮小させて頂くかもしれませんね。^^;
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