カブトムシ・クワガタムシの成虫の近況

みなさんこんばんは、鷹です!

今日で9月も終わりですね。

明日からは10月ということでここ大阪でも、朝晩は過ごしやすい、というより少し肌寒いぐらいまで気温が下がるようになりました。

さすがに日中は28℃前後まで気温が上がるので動いていると少し汗ばんでしまうのですが、それでも1年の内で最も過ごしやすい季節とも言えます。

さてさすがにこの季節になると、野生のカブトムシ・クワガタムシの姿を見ることはほとんどできません。この夏に寿命を迎える種は既にこの世を去ってしまっていることでしょう。

しかしさすがに屋内での飼育ということもあり、我が家ではこの夏に寿命を迎えるはずのカブトムシ・クワガタムシの成虫たちが、少ないながらも健在です

今日はそんな未だに生き続けている、カブトムシ・クワガタムシの成虫たちの近況をご報告させて頂きたいと思います。

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目次

カブトムシの成虫はオスが2頭

初夏から夏にかけて我が家で誕生したカブトムシの成虫たち。そして夏の採集で我が家にやってきたものたち。

カブトムシの幼虫がさなぎ、そして成虫になるまで

採取記録

今年の夏もたくさんのカブトムシの成虫を飼育することができました。

そしてこの時期になっても、いまだにオス2頭が健在です。

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さすがに夏場のように活発というわけにはいきませんが、少し触ってみると案外元気に動き回っています。

特に画像左側の赤いオスは、採集した時点で胸の小さい角の先が折れており、既にけがをした状態でした。また採集したのが8月15日だったので、既に1か月半もの長い間飼育していることになります。

哀川翔さんの88ミリのカブトムシは偉大です

採集時はもちろん樹液を吸っていましたので、この時点で羽化から1週間以上は経過していたと思われます。

つまりさかのぼって考えてみると、羽化から2か月弱生きていることになります。

カブトムシの成虫もここまで長生きしてくれると、飼育していても嬉しくなってきますね。

ノコギリクワガタも健在です

今年は例年以上にノコギリクワガタが多く採集できた夏でした。しかし残念ながらメスは1頭のみ、残りは全てオスという結果でした。

ノコギリクワガタのブリードにも挑戦してみたかったのですが、残念ながらたった1頭採集できたメスはすぐに死んでしまい、その後の採集でもメスを捕まえることはできませんでした。

そのためオスのみの飼育となってしまいましたが、ノコギリクワガタもなかなか長生きしてくれて、現在でも3頭のオスが健在です。

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しかもこちらはカブトムシと違い、夏場と変わらないくらい元気に動き回っています。^^;

もちろんノコギリクワガタは越冬することはあり得ませんが、寿命を迎えるまで大事に飼育していきたいと思います。

コクワガタは変わらず

さて、今年最も多く採集できたコクワガタですが、こちらはほとんどが健在です。

今年の飼育中に死んでしまったのは5~6頭だったと思いますが、コクワガタに関しては越冬した個体も4頭ほどいたため、ほとんどが越冬するのではないでしょうか?

もちろんこれから冬にかけて、そして冬眠中に死んでしまうものもいるでしょうが、できるだけ多くに来年を迎えさせてあげたいと思い、現在は越冬用の飼育ケースで過ごしています。

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(ほとんど木の下に潜っています^^;)

ちなみにここではオスもメスも全て同居させています。以前、産卵用の飼育ケースで過ごしていたメスも、今は全てこちらで暮らしています。

ご覧のように少し大きめの木を入れていますので、もしかするとここでも産卵してしまうかもしれませんね。^^

また既に交尾を終えたメスとオスを同居させているため、少し前からエサはこちらの物を使っています。

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タンパク質が含まれたものです。

クワガタのメスは交尾を終えて産卵時期になるとタンパク質を好む傾向があり、生まれたばかりの幼虫を食べてしまったり、時には同居しているオスを襲ってしまうことがあります。

それを避けるために、タンパク質が多く含まれた昆虫ゼリーを与えています。

飼育ケースにセットするとこんな感じですね。

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ちなみにこちらは、コクワガタのメスがゼリーを食べているところです。

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実験的に他のゼリーを一緒に入れてみたりもしましたが、圧倒的にこちらのゼリーの方が減りが早かったです。

カブトムシと違ってクワガタには、タンパク質が含まれたゼリーは必需品ですね。

ちなみに私は今回こちらで購入させて頂きました。

チャーム本店

コクワガタの産卵、成功のようです

ところで以前ご紹介させて頂いたコクワガタの産卵を想定した飼育ケースですが、現在成虫たちは全て越冬用の飼育ケースに移してしまったため、空き家状態になっています。

コクワガタのメスの産卵

近々割り出しを行う予定なのですが、やはり気になるので毎日ケースの外から確認しています。

するといました!

コクワガタの幼虫です!

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もうすでに2齢幼虫になっているようですね。

これくらいの大きさになれば、取り出して個別飼育しても問題なさそうです。

以前取り出した幼虫は残念ながら、4頭のうち2頭が死んでしまうという結果になってしまったため、今回は慎重に取り出してみたいと思います。

最後に

これは毎年のことなんですが、やはり飼育下ではカブトムシ・クワガタムシの成虫たちは、自然界と比べるとはるかに長生きしてくれるようです。

私は以前このブログで、カブトムシ・クワガタムシの飼育に関する考え方について、記事にしたことがあります。

これからカブトムシ・クワガタムシの飼育を始める方へ

カブトムシの成虫は必ず死にます

これらの記事の内容に恥じぬよう、私自身も『カブトムシ・クワガタムシ愛』を忘れずに、最後の時を安らかに迎えられるよう、成虫たちの世話をしていきたいと思います。

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