みなさんこんにちは、鷹です!
9月に入ってから立て続けに台風が発生しています。その影響もあってか気温はぐっと下がり、我々人間にとっては過ごしやすい気候となりつつあります。
しかしそれは同時に、カブトムシやクワガタムシの成虫が見られなくなってしまう季節がやってきたことを意味します。
夏の間あれだけにぎやかだった飼育ケースも今では夜になってもそれほど物音もせず、我が家で飼育していたカブトムシの成虫も1頭、また1頭と、役目を終えてこの世を去って行きつつあります。
目次
現在のカブトムシの成虫
というわけで今日現在の我が家のカブトムシ達の状況です。
- オス=4頭
- メス=1頭
とうとう合計5頭にまで減ってしまいました。
さらに最近は昆虫ゼリーの減り具合もめっきり遅くなってしまいました。
当然のことですが既に繁殖活動を終え、飼育ケース内、しかも室内で飼育しているからこそこのように生存していますが、野生下であれば既にその一生を終えていることでしょう。
数も減り飼育ケースもかなり大きめの物を使っているので、現在は一つのケースで飼育しています。
ただエサ皿だけは飼育頭数分は入れてあります。
体力も大分衰えているはずなので、エサの取り合いで弱ってしまうのは悲しいことですからね。
まだメスが産卵していた!
先日まで2頭いたカブトムシのメスも、現在はついに1頭となってしまいました。
先に死んでしまってメスは最後の3日~4日くらいはほとんどマットに潜ることもせず、エサを食べたり木の側で休んだりしていました。
それまではほとんどマットの中から出てこず、一生懸命、産卵をしていたのだと思われます。
そして今日、カブトムシを一つの飼育ケースにまとめるため、空いた方の飼育ケース内のマットの中を調べてみると、卵を7個採卵することができました。
こちらは現在も生きているメスが住んでいた飼育ケースから採れたものです。
そしてこちらのメスは新たな飼育ケースに移してあげても、すぐにマットの中に潜っていってしまいました。
おそらくは産卵を続けているものと思われます。
別の飼育ケースでマットではなくハスクチップを敷き詰めて飼育すれば、産卵そのものも止めてしまうのでしょうが、私はあえてマットを深めに敷き詰めた飼育ケースで飼育しています。
当然、強制的に産卵を止めさせる方が長生きするのでしょうが、そこは飼育する者の考え方や判断になってくるでしょう。
カブトムシの成虫は必ず死ぬ
カブトムシの成虫の寿命は平均すれば2~3か月ほどです。
夏の間あれだけ元気に動き回っていたカブトムシも、秋の訪れとともにその姿が見られなくなっていきます。
カブトムシは特に小さいお子さんの憧れでもあるため、それまで元気だったカブトムシがある日突然死んでしまうと、ショックを受けてしまうかもしれません。
しかしこの地球上の命あるものは、我々人間を含めていずれ必ず寿命を迎えます。それと同時にその遺伝子を子孫へと受け継いでいきます。
そうして『種』を絶やすことなく存続し続けてきたのです。
カブトムシはそうした命のサイクルを子供たちに教えてくれる、最も身近な存在の一つであると感じます。
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