パラワンオオヒラタクワガタのハンドペアリング

みなさんこんばんは、鷹です!

先日、我が家にやってきたパラワンオオヒラタクワガタ オス WD 92mmのお嫁さん候補たちですが、あれからちょうど1週間が経過しようとしています。

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さすがに1週間もあれば我が家の飼育環境にも慣れてきているだろうということで、今日は未だ一度も成功していないハンドペアリングにチャレンジしてみました。

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ハンドペアリングの様子

それでは早速、今回行ったハンドペアリングの手順と様子について、ご説明していきたいと思います。

オスをペアリング用飼育ケースへ

まずはペアリング用の飼育ケースを用意しますが、前回と同様、このような飼育ケースを使ってみました。

底一面に薄めにマットを敷き詰め、エサ皿を一つだけ置いています。ゼリーは薄型の18gを2つセットし、ハンドペアリングに先駆けて1月17日からオスにはここで生活していただいておりました。

とりあえずはオスにこの環境に慣れてもらうのが目的だったのですが、設置してあったゼリーはご覧の通り。

僅か2日でこの食べっぷりです。^^;

食欲も旺盛でコンディションは問題ないと思われますので、念のため部屋を薄暗くして、いよいよメスを投入してみます。

ちなみに画像はありませんが暖房を効かした部屋で、室温は25℃に設定してあります。

メスの選別

前回の記事でご紹介させていただいたように、今回我が家にやってきたパラワンヒラタクワガタのメスは2頭です。

パラワンオオヒラタ メス CB 47mm

1頭は8月羽化の47㎜

パラワンオオヒラタ メス CB 50mm

そしてもう1頭は7月羽化の50㎜

共に前ギネス保持者kuni様という方が飼育されていた、112.3㎜のオスの血統を受け継いでいるという素晴らしい血統で、この2頭は姉妹になります。

我が家にやってきてから約1週間、その行動やエサの食べ具合を観察していましたが、特に大きな差は見られませんでした。

パラワンオオヒラタ メス 50mm

こちらは7月羽化の50㎜のメスの飼育ケースの様子。

パラワンオオヒラタ メス 47㎜

そしてこちらが8月羽化の47㎜の飼育ケースの様子です。

(2頭ともマットに潜っています^^;)

どちらも夜間行動しているようで、ゼリーもそこそこ減っているようです。また羽化時期から逆算しても、成熟に関しても問題ないと思われます。

それならばということで、より大きな50㎜のメスをオスが待っているペアリング用飼育ケースに投入してみました。

ハンドペアリングの結果は?

とりあえず、エサを食べている最中のオスの目の前にメスを置いてみます。

しかししばらくするとメスが歩き出して、エサ皿の側面へと回り込んでしまいました。

このままマットの中へ潜り込んでしまうのかと思われましたが、途中で止まったところへオスが追いかけていきます。

体勢的にはなかなかいい感じなのですが、前回と同様、ここから先へは進んでくれませんでした。

この後、オスの方がメスから離れて行きペアリング終了!

数回メスをエサ皿の上に戻してみましたが、結果は全て同じです。

メスに興味を示して覆いかぶさるものの、そこから先へは全く進展しません。やがてオスの方から離れて行くという行動を、数回繰り返すのみでした。

これは何度繰り返しても結果は同じだと判断し、50㎜のメスは諦めて次に47㎜のメスを投入してみました。

すると今度は先程と行動パターンが全く逆で、何とメスの方からオスに近づいて行きます。そして自らオスの下に潜り込むのです。

オスの真下に潜り込んだところでメスは停止。オスはメスに興味を示して様子を伺っているようですが、やはりそれ以上先には進展してくれません。

俗に言う『ヒラヒラダンス』(ヒラタクワガタのオスが見せる求愛行動)も見られませんし、オスの触覚を見ていても、興奮状態ではありません。

この47㎜のメスも3度ほど配置を変えてハンドペアリングを試みてみましたが、最終的にはオスの方からメスから離れて行ってしまう始末で、残念ながら今回もハンドペアリングは失敗に終わってしまいました。

再び同居生活へ

ハンドペアリングがうまくいかなかった原因はいろいろあるのでしょうが、何と言ってもパラワンオオヒラタクワガタも生物であり、自らの意思に基づいて行動しているはずです。

様々な条件が揃えば人間が見ている前でも交尾してくれるのでしょうが、飼育をはじめてからずっと観察しているとこのオスは、特に警戒心が強いような気もします。

そこでかなり危険を伴うのは承知の上で、こちらの記事でも記載した理由から再度、同居生活に踏み切ることにしてみました。

産卵セットは事前に用意しておいたもので、メスは少しだけ羽化時期の早い50㎜に入ってもらうことにしました。

少しでも危険を避けるためにエサ皿は離れた場所に2つ用意し、メスが逃げることができる場所も確保しておきます。

上の画像でもお分かりいただけると思いますが、オスは早速マットの中に潜り自分の居場所を確保しています。

そして数時間後にケースの中を確認してみると、

オスが産卵木の上側に穴を掘っているのが確認できるかと思います。

ちなみにメスはさっさとマットの中に潜ってしまったようです。^^;

最後に

本音で言えば同居生活に関してはかなりの不安があります。

しかしやはりどう考えても、自然界で『メス殺し』が頻発しているとは考えにくいものです。

このオスが望む生活環境を与えてあげることができれば、きっと自然界と同様に交尾してくれるのではないでしょうか?

オスとメスそれぞれが本能のまま行動し出会うことができれば、その先は繁殖活動へと繋がっていくはずです。

もちろん『飼育ケース』という限られた空間内で生活している以上、自然界と全く同じ環境というわけにはいきませんが、とりあえずはオスが身を隠す場所を確保してあげ、同居生活にて様子を見守っていきたいと思います。

同居生活の経過

本日(1月20日)帰宅して産卵セット内を確認してみたところ、オスとメスが同じエサ皿で並んでいる姿が確認できました。

私が飼育ケースのフタを開けるとメスは急いでエサ皿の下に潜り込み、オスはまるでメスを守るかのように(と言うより、いつものごとく^^;)元気いっぱいに威嚇してきます。

この様子を見てすぐに思い出したのですが、このような行動は以前、スマトラオオヒラタクワガタのペアを同居生活させた時とよく似ています。わざわざある程度の空間を確保し、エサ皿もあえて2つ用意しているのに必ず1つのエサ皿に集まっているのです。

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オスがメスを追いかけているのか?メスの方からオスに近寄っているのか?その経緯は定かではありませんが、ある意味このような行動はより自然に近い行為であるのかもしれません。

ハンドペアリングの時と違って、このような光景を見ることができると、なぜかとても心が和むと同時に、交尾成功への期待が沸き上がってきます。

ぜひともこのペアの子孫を残してあげたいものです。^^

画像はメスがエサ皿の下に隠れ、オスが威嚇を終え、急いで隠れようとしているところです。

今後も注意深く見守っていきたいと思います。

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