オオクワガタとスマトラオオヒラタクワガタの産卵セット割り出し

みなさんこんばんは、鷹です!

今年も早いもので、とうとう1年の折り返しである6月へと突入してしまいました。

例年であれば6月に入れば真夏のような気候が続くのですが、今年はちょっと様子が違います。日中はさすがに30℃近くまで気温が上がるのですが、夜になるとグッと冷え込んで15℃近くまで気温が下がってしまいます。

5月の後半は夜中でも20℃近くになる日が続いていたため、『そろそろ採集に出掛けようかな?』と思っていたのですが、これだけ気温が下がってしまうとさすがに採集は難しいでしょう。

本格的なカブトムシ・クワガタムシのシーズンには、まだもう少し時間がかかってしまいそうです。

ところで先日、以前から組んであったオオクワガタとスマトラオオヒラタクワガタの産卵セットの割り出しを行いましたので、今回はその様子についてご報告させて頂きたいと思います。

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スマトラオオヒラタクワガタの産卵セット

まずはスマトラオオヒラタクワガタから。

こちらは我が家で最も大きなオス(CBF1 約95㎜)とWDのメス(約45㎜)とでハンドペアリングを行い、その後メスのみを3月27日に産卵セットに投入しました。

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4月に入ってからすぐに飼育ケースの外から卵も確認でき、その後4月下旬には多数の卵や孵化した幼虫の姿も確認できたため5月5日にメスを産卵セットから取り出し、その後は静かに放置しておきました。

しかし5月下旬に差し掛かった頃に産卵セットを確認してみると少し様子が変です。あれだけ見えていた卵や幼虫の姿がどこにも見当たりません。

かなり不安がよぎりますが、メスを産卵セットから取り出して1か月近くが経過しようとしていますので、中の様子の確認の意味も込めて6月1日に割り出しを行ってみました。

産卵セットの割り出し

それでは割り出しの様子です。

まずは割り出し前の産卵セットの様子から、

飼育ケースの周囲には、メスが地上に出てきた際にできた穴が多数見られます。

最近は割り出しにも少し慣れてきたような気がしますので、とりあえず豪快に飼育ケースをひっくり返してマットを取り出します。

で、この段階でも少し嫌な予感がします。

というのも幼虫が生息していればそれなりに食痕が見られるものなのですが、この産卵セットからはそのような痕跡が全く見られません。

とは言ってもマットのどこかに幼虫が潜んでいるかもしれませんので、少しずつ慎重にマットの中を点検してみます。

するとその結果、、、、

『またしてもボウズでした!』

これには正直なところ、かなりショックを受けてしまいました。(泣)

画像はありませんが5月中頃までは、飼育ケースの外側から相当な数の幼虫の姿を確認していたのです。それが影も形もなく全て消滅してしまうということは、、、、

これはまたしても『ブヨブヨ病』が発生してしまったようです。

以前の経験から今回はかなりマットや水分には気を遣ってはいたのですが、、、、

こうも連続で『ブヨブヨ病』が発生してしまうということは、必ず何らかの原因があるはずです。今後は産卵セットの組み方を根本から見直す必要があるようです。

非常に残念な結果にはなってしまいましたが、今後の教訓にしていきたいと思います。

オオクワガタの産卵セット

気を取り直して次は、オオクワガタの産卵セットです。

こちらは昨年11月から飼育している『産地・累代不明』のオスとメスをペアリングさせたもので、3月下旬より産卵セット内で同居させていました。

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その後4月20日にはスを先に取り出し、産卵木に削り跡も少し見られるようになったため、5月6日にはメスも取り出してありました。

そしてこちらもメスを取り出してから約1か月近くが経過しますので、6月1日に割り出しを行ってみました。

産卵セットの割り出し

それでは最初に割り出し前の産卵セットの様子から。

中の様子はこのような感じです。

右の産卵木はそうでもありませんが、左の産卵木はなかなかいい感じで削ってくれています。

ということで産卵木はとりあえずよけて置き、まずはマット内の点検からはじめていきます。

がこちらからは全く何も見つかりません。

まあオオクワガタの産卵はほとんどが産卵木に行われ、マットに産卵することはほとんど無いようですので、これは予定通りと言えば予定通りです。

というわけで次に産卵木の割り出しを行っていきます。

まずは幼虫がいる確率の高い削り跡が多数見られる産卵木から。

少しづつ慎重に産卵材をわっていくと、

すぐにこのような食痕を発見することができました。

ここを注意深く割っていくと、

いました!

はじめてブリードに成功したオオクワガタの幼虫です!

まだ1齢幼虫のようでかなり小さいですね。

とりあえずはもう少し大きくなるまで、プリンカップにて管理していきたいと思います。

引き続き割り出しを続けてみましたが、

このような食痕は見られたものの、幼虫や卵の姿は全く見当たりませんでした。

結局、この産卵木からは幼虫1頭のみを回収できただけでした。

続いて2本目の産卵木ですが、

このような削り跡は残されていたものの、こちらからは幼虫も卵も全く回収することができませんでした。

ということでオオクワガタの産卵セットから回収できたのは『幼虫1頭のみ』という、これまた残念な結果となってしまいました。

最後に

先日はオオクワガタとスマトラオオヒラタクワガタ、2つの産卵セットを割り出してみましたが、結果は幼虫1頭のみという残念な結果となり、大きな課題を残すこととなってしまいました。

スマトラオオヒラタクワガタに関しては以前から『ブヨブヨ病』が多発しています。これまでの経緯をよくよく振り返ってみれば、考えられる可能性としては『マットの水分量』が最も怪しそうですし、『飼育ケースの気密性』も影響があるかもしれません。

今後はこの辺りを改善し、近いうちに再チャレンジしてみたいと思います。

またオオクワガタに関しては『削り跡』の数や痕跡などから考えて、少しメスを取り出すのが早すぎたのかもしれません。

次回はそのあたりを考慮してもっと時間をかけた産卵を心がけてみたいと思いますが、

実はもうすでにブリードを開始しています。^^

オスは1頭しかいませんので引き続き頑張ってもらいましたが、メスは飼育している4頭のうち最も大きい約48㎜のメスです。

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この2頭には5月1日頃から約1週間同居していただき、5月18日にメスを産卵セットに投入してあります。

その様子がこちら、

今回はメスが産卵木を選べるように、3本投入してみました。

そして5月26日にはこのように、

既に両端の産卵木がかなり削られているのがお分かりいただけるでしょうか?

しかもそれだけではありません。さすがに撮影することはできませんでしたが、メスが右端の産卵木に産卵している姿も目撃することができました。

これはかなり期待が持てそうですが、今後はメスの様子をよく観察しながらじっくりと産卵させてみたいと思います。

追記:オオクワガタの幼虫を菌糸ビンへ

こちらの記事でご紹介させていただいたオオクワガタの幼虫ですが、割り出し直後はしばらくの間プリンカップで管理する予定でしたが、日々観察を続けていると想像以上に活発で元気なようです。

当初は産卵木の中で過ごしていたため全体的に薄い色をしていましたが、

マットを詰めたプリンカップで一週間も飼育するとご覧のように、

マットを食べているため体全体が黒っぽくなっています。

ということで食欲もかなり旺盛なようですので、少し早いかもしれませんが菌糸ビンに投入してみることにしました。

菌糸ビンはスマトラオオヒラタクワガタ様にまとめて購入したのですが、思ったよりも数が少なかったため余っていた、XL−POT 800ccを使ってみることにします。

まずは上部に幼虫が潜り易いように少し穴を掘り、そこへそっと幼虫を置いてあげます。

その後しばらく様子を観察していたのですが、とても元気よく菌糸ビンの中へ潜って行ってくれました。

これで後は静かな場所に置いてあげるだけです。

まだ飼育は始まったばかりですが、たくさん食べて大きく育って欲しいものですね。