カブトムシの幼虫のマット交換と体重測定

カブトムシ

みなさんこんばんは、鷹です!

9月も終盤に差し掛かり、随分と過ごしやすくなってきましたね。日中の日差しはきついものの真夏ほどの強さはなく、朝晩はかなり涼しくなりむしろ少し肌寒さを感じてしまうほどです。

これだけ1日の気温差が激しくなると、体長を崩してしまうことも多くなってしまいます。

みなさんどうか体調管理には十分気を付けて下さいね。

ところで8月に割り出しをしたカブトムシの幼虫たちですが、9月の初旬にマット交換をしたばかりですが、早くもマットの減りが目につくようになってしまいました。

そこで今日は今年2回目のマット交換と、ちょうどいい機会だったため体重測定を行いましたので、その様子についてご報告させて頂きたいと思います。

目次

マットの減り具合

まずはカブトムシの幼虫の飼育状況について。

私は現在、10頭のカブトムシの幼虫を飼育しています。

この幼虫たちは7月に屋外採集したメスと、今年我が家で孵化したオスをペアリングし、そこから誕生した幼虫たちです。

カブトムシの産卵セット
みなさんこんばんは、鷹です! 毎日暑い日が続きますね。そう言えば夏休みが始まる直前の7月19日、ここ大阪でも梅雨明けが発表されました。 私が通っているカブトムシ・クワガタムシの採集ポイントでは、毎年梅雨が明けた直後に採集のピークを迎えます。...

割り出し当初は80頭を超える爆産でしたが、昨年同様このブログでプレゼント企画を行い、最終的には10頭を飼育することになりました。(規定数に達したため、企画は終了いたしました)

飼育を開始した直後は数種類のマットを混ぜ合わせたブレンドマットを使っていたのですが、1か月も経たないうちにマットの減りが目についたため、9月4日に今年初めてのマット交換を行いました。

カブトムシの幼虫、早くもマット交換時期です!
みなさんこんばんは、鷹です! 年を追うごとに時間が経つのを早く感じてしまいますが(汗)、2017年もいよいよ9月に突入してしまいました。9月に入った途端、ここ大阪では朝晩はかなり過ごしやすくなりましたが、夜中はちょっと冷えるくらいになってい...

さてそれから約3週間弱が経過したわけですが、マットの減り具合を見てみると、

まずはこちらが9月4日にマットを交換し、幼虫を投入する直前の画像です。

そしてこちらが本日(9月21日)現在の様子です。

フタを開けて上から見てみると、

9月4日のマット交換時から比べると、概ね3分の1ぐらいは減っています。

飼育ケースの大きさと幼虫の飼育数にもよりますが、実際はこれぐらいの減り具合であれば、そんなに気を遣う必要はありません。

ただ私は昨年度以上の大型個体を目指しているため、今期は今まで以上にマットの状態にも気を遣っていきたいと思います。

ちなみにマットは前回の交換時からこちらを使っています。

フォーテック社の『カブト1番 』iconです。

今回も前回同様こちらを使用しますが、今期は来年の羽化まで使っていく予定です。

カブトムシの幼虫の体重測定

それでは早速マットの交換に取り掛かっていきますが、今回はマットを全て入れ替えるのではなく、『補充』という形にしたいと思います。

これには

  • マットの交換時期としては少し早めのため、まだそれほど酷く劣化していないこと。
  • 今まで幼虫が暮らしていたマットを使うことによって環境変化を極力抑え、できるだけ幼虫にストレスを与えないようにする。

という2つの目的があるためです。

それではマットを補充する際は水分を調節しながらよく混ぜ合わせる必要があるため、先に幼虫を取り出し、成長具合を観察するため体重測定を行ってみたいと思います。

まずはこちらが取り出した幼虫たち。

僅かな期間で目に見えて大きく育っています。^^

それに加えかなり身が詰まっているというか、かなり『ムチムチ』ですね。^^

で、気になる体重はと言うと、

一番大きな幼虫で31g。最も小さい幼虫では21gでした。

少し気になったので昨年の飼育データを見てみると、

カブトムシの幼虫の大きさはどれくらい?体重測定してみました
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昨年は9月29日時点での最大が21g。しかもまだ20gに達していない幼虫も多数見られました。

明らかに今年の方が成長スピードが速いのでが、成虫の飼育時期や産卵時期については今年も昨年もそれほど大差はありません。

違いがあるとすれば、

  • 産卵セットにて産卵させ、早くから成虫と幼虫を分けた
  • 早い時期(幼虫が小さい時期)から大きめの飼育ケースを使い、飼育数を10頭に絞り1頭1頭の生活スペースを大きく取れるようにした
  • マットを変えてみた

強いて挙げるとすればこれぐらいでしょうか?

ただこれはあくまでも私の推測ですが、マット幼虫の生活スペース幼虫の成長スピードに大きく影響を与えているような印象があります。

今後もこの飼育方法を継続し、随時ご報告させて頂きたいと思います。

マットの交換(補充)

それでは最後にマットの交換(補充)です。

フォーテック社の『かぶと1番』は『水分調整済み』と書かれていますが、今回は完全に交換してしまう訳ではなく『補充』という形を取ります。

そのため新しいマットはそれほどでもないのですが、今まで使用していたマットは若干、水分の補給が必要であるような様子です。

そこで新旧のマットを混ぜ合わせながら、少しづつ水分を補給していきます。

そして今回は幼虫も大きくなっていることですし、少しでも多くの生活スペースを与えるためこんな感じで飼育ケースにマットを詰めてみました。

 

真横から見てみると、

こんな感じです。

最後に

で、早速幼虫を投入します。

できるだけバラけるように飼育ケースの周囲に配置してみました。(それでも地中で出会ってしまうのでしょうけど^^;)

しかしカブトムシの幼虫がマットの中に潜って行く速さは尋常ではありませんね。^^;

マットの上に置いてから1分も経たずにこれです。

さらに横から見てみると、

もう飼育ケースの半分近くまで潜っていますね。^^

これも同じようで違うカブトムシとクワガタムシの相違点ですね。

クワガタの幼虫はほとんどの種が朽ち木の中で生活しているため、基本的には食べながら移動という行動を取っているようです。

それに対しカブトムシの幼虫は腐葉土(基本的には飼育マットと同じ)の中で生活しており、身の回りに食べ物が無くなれば、食料を求めてそれなりの距離を移動しているのではないでしょうか。

どちらにしても朽ち木より腐葉土の方が移動はし易いですね。

それにしても今年の成長スピードはなかなか期待が持てそうです。

昨年の飼育データを見てみてもカブトムシの幼虫が最も大きく成長するのは、冬眠に入る前の12月ごろまでと思われますので、これから約2か月くらいはこまめにマットの様子を観察し、交換・補充を行っていきたいと思います。

コメント

  1. 都内40歳お父さん より:

    はじめまして。
    都内在住40歳です。

    プロフィール見させて頂きましたが、ご趣味が私とほとんど被ってましてとても親近感が沸いてしまい、思わずコメントさせてもらいます。

    息子5歳が近所のお爺さんから格安でパラワンを購入し、眺めてるうちに私がパラワンにはまってしまったようです。一度目のペアリングは結束バンドをしてたのにもかかわらずメスが真っ二つに。悔しかったです。しかしネットでメスを購入し、今週末にペアリング予定です。ですので、こちらのブログは大変参考になりました。これからもパラワンの飼育日記楽しみにしてますので、頑張って下さい。

    • taka より:

      はじめまして!
      コメントありがとうございます。

      共通の臭味を通して交流できるのは、本当にいいものですね。
      これからも是非、お立ち寄り下さい。

      ところでやはり『メス殺し』は起こってしまうものなのですね。
      私はこれまでパラワン、スマトラ、本土ヒラタなどで
      ペアリングや同居飼育を行ってきましたが、一度も経験がありませんでした。
      しかし今後は注意が必要ですね。

      再度ペアリングにチャレンジされるようですが、
      うまくいくといいですね。
      成功を心よりお祈りしています。

      私はクワガタのブリードに関してはまだまだ素人です。
      日々試行錯誤しながらチャレンジしていますので、
      これからもお互い頑張って飼育していきましょうね。

      ところで今年の3月に取り出したパラワンの幼虫たちですが、
      とても順調でそろそろ菌糸ビンの交換時期が知数いています。

      近々ご報告させて頂きますので、
      楽しみにしておいて下さいね。

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