カブトムシの成虫の飼い方(飼育方法) 初心者向け! 

みなさんこんにちは、鷹です!

少し前から近所のホームセンターのペットショップなどでも、カブトムシの成虫が販売されているのが見られるようになりました。またこれからの時期は各地で夏祭りなんかも行われ、夜店でカブトムシを買われる方も多いのではないでしょうか?

特に小さいお子さん、小学生の男の子なんかが親にカブトムシをねだっている姿が良く見られます。

そこで今回は、『カブトムシを手に入れた!』⇒『どうやって飼ったらいいの?』ということにならないように、『カブトムシの成虫の飼い方・飼育方法』についてまとめてみました。

尚私の記事は専門的な飼育方法ではなく、初心者の方でも簡単に実践できる方法としてまとめてあります。

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目次

必要なもの

カブトムシの成虫を飼育する際に必要なものをまとめてみました。ほとんどのものがホームセンター等で入手できますので、事前に用意しておくことをおススメします。

飼育用プラスチックケース

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こちらは一般的に市販されているものでは一番大きめのサイズで、W430×D260×H315mmのものです。このサイズになるとオス2頭・メス3頭ぐらいは飼育可能です。

飼育マット

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ホームセンターなどでは数種類販売されているかと思います。成虫を飼育する際はそんなに気にする必要はありませんが、もし迷った場合は『成虫用』と明記してあるものを選んでください。

エサ皿・とまり木・小枝等

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これもそれぞれ袋に入れられて販売されています。一度買ってしまえば数年は使えるのですが、幼虫が生まれた後に放置していると、食べられてしまいます。(画像右端の木)

エサ皿にはプラスチック製(画像真ん中の一番下)のものと木製のものがありますが、プラスチック製のものはカブトムシの爪が引っかかりにくく、少しエサを食べづらいようですので木製の方がいいでしょう。

また小枝はカブトムシがケース内でひっくり返った時、起き上がる際に必要になります。地面がマットで壁がプラスチックだと、なかなか起き上がれなくてカブトムシが弱ってしまいます。必ず何かつかまるものを入れてあげましょう。

エサ

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これもいろんな種類の昆虫ゼリーが販売されています。特にこだわる必要はありませんが、一つだけあえて言うなら、『まとめ買いがお得です!』

カブトムシの食欲は半端じゃありません!^^;上に2枚の画像を載せましたが、上は50個入り、下は100個入りで、当然下の方が割安になっています。

もちろん飼育期間・飼育頭数によっても変わってくるでしょうが、できるだけ長い期間飼育をされたい方は、迷わずまとめ買いを選択してください。

霧吹き

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カブトムシの成虫は乾燥に弱いです。マットの毎日の水分補給に欠かせません。

飼い方{飼育方法}

それでは飼育ケースの具体的なセット方法から見ていきます。

飼育ケースのセット

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こちらは私のセットの一例です。ケースは先程ご紹介したW430×D260×H315mmのサイズで、マットは先程のものを1.5袋入れています。中にはオス1頭・メス3頭を入れています。

マットの深さはこんな感じです。

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カブトムシの成虫も日中はほとんどマットの中に潜っています。また私は繁殖もしているのでメスが産卵し易いようにと、せっかくの卵や産まれたばかりの幼虫が成虫に潰されてしまわないようにという理由から、少し深めにマットを入れるようにしています。

またコバエの侵入を防ぐため、私はフタとケースの間に新聞紙を挟んでいます。

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エサやり

基本的に昆虫ゼリーはこちらのケースで3個セット毎日取り換えています。毎晩仕事から帰ってきてから取り換えるので、カブトムシ達が動き回っている中で取り換えています。

ほとんどの場合は1日経てば空っぽになっていると思いますが、ここで注意が必要なのはゼリーが残っていた場合。ついついそのまま空っぽになるまで置いておきたい気分になるのですが、実はこの食べ残しのゼリーも暑い夏は腐ってしまうのです。

そしてこの腐ったゼリーを食べたカブトムシはお腹をこわしてしまいます。そうすると当然寿命が短くなってしまうのです。(正確には栄養が不十分ということです)

またカブトムシやクワガタムシなどはスイカやメロンなどの果物もよく食べますが、これらもやはり自然の樹液と比べると栄養が低いようです。

そのためエサに関しては、

  • 昆虫ゼリーを与える
  • 毎日取り換える

この2点を心がけて下さい。

水分補給

先程の『霧吹き』のところでも記載しましたが、カブトムシの成虫は乾燥にとても弱いのです。そのため毎日の水やりは欠かせません。

目安としては『マット表面全体が湿り、手で握ると塊になる』程度です。

またできれば週に1回ぐらいはマットの下の方を掘り返してみて、十分に水分がいきわたっているか確認してみて下さい。

カブトムシの成虫は想像以上にケースの中を荒らして回ります。私は毎日エサやりの際に埋まってしまったエサ皿や上り木、小枝等をセットし直しています。その際少しマットを掘り返すので、そこで水分をチェックするようにしています。

その他

その他、カブトムシの成虫を飼育する際の注意点をまとめてみました。

飼育ケースを置く場所

飼育ケースを置く場所はできれば屋外で風通しのいい日影が理想です。

カブトムシの成虫は夏に活動する昆虫ですが、実は暑さにはとても弱いのです。特に直射日光に当ててしまうと数時間で死んでしまうこともあります。

実はこの飼育ケースを置く場所が一番重要なのかもしれません。

カブトムシを入れすぎない

採集で多く捕まえたりすると、ついつい密集して飼育ケースに入れてしまいがちです。しかしこれはカブトムシにとっては大変危険なことなのです。

飼育数の目安としては

  • 中サイズ(W300×D200×H205)=オス1頭・メス1頭
  • 大サイズ(W380×D230×H250)=オス1頭・メス2頭
  • 特大サイズ(W430×D260×H315)=オス2頭・メス3頭

これぐらいの数を目安にしてみて下さい。

カブトムシが死んでしまったら

カブトムシの成虫はどれだけ大事に飼育していても、夏の間に必ず死を迎えます。もし飼育ケースの中でカブトムシが死んでいるのを発見したら、なるべく早く取り除くことを心がけて下さい。

カブトムシの死体には瞬く間に様々なムシが寄ってきます。またそれらは他の成虫やマットの中に卵や幼虫が誕生していた場合、あまり良くはありません。

あると便利な飼育グッズ

先程ご紹介した飼育の際に必要なものは、近所のホームセンターやペットショップなどで簡単に入手することができます。

しかし専門店やネットショップなどでは、さらに便利なものが手に入るのでご紹介させて頂きます。こだわる方は参考にしてみて下さい。

皆さんもこの夏はカブトムシの成虫の飼育にチャレンジしてみてはいかがですか?お子様の夏休みの自由研究にもおススメですよ!

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