みなさんこんにちは、鷹です!
カブトムシの幼虫を飼育していて誰もが疑問に思うことって、やっぱりこれですよね?
『オスなんだろうか?メスなんだろうか?』
パッと見ただけでは全く区別がつきませんよね?
成虫になればこれだけはっきりと形が違うのに、幼虫の時は明確に区別できる外見的な違いはほとんど見当たりません。
しかしカブトムシは幼虫の時点で雌雄が決まっており、幾つかの特徴があると言います。
そこで今回は実際に私が飼育しているカブトムシの幼虫を見ながら、オスとメスの違いについて見ていきたいと思います。
目次
カブトムシの幼虫、オスとメスを見分ける3つの方法
カブトムシの幼虫のオスとメスを見分けるには、主に以下の3つの方法があります。
1.重さで見分ける
一般的にカブトムシの幼虫はオスの方がメスよりも一回り大きく育ちます。平均ですと、
- オス=30g
- メス=20g
これくらいの大きさまで育つようです。
ただしこれはあくまで平均値で、育つ環境や食べるものによっても多少は変わってしまうでしょう。またこの方法で判別するには『幼虫が育ち切った時期』、つまり4月後半以降でなければ正確な判別はできません。
ちなみに先日行ったカブトムシの幼虫の体重測定では、同時期に生まれ同じ飼育ケースで育てた幼虫でも以下のような体重の差が見られました。
参考記事⇒カブトムシの幼虫の大きさはどれくらい?体重測定してみました
<20g>
<14g>
つまり体重を判断基準にした場合、上の20gがオスで下の14gがメスということになりそうです。
しかし実際にはオスの成虫だけで見た場合でも、これぐらいの大きさの差があります。
またこれくらいの大きさのメスの成虫も見られます。
上のオスより明らかに大きいですね。
そのためカブトムシの幼虫のオスとメスを重さで見分けるというのは『あくまでさなぎになる前の4月ごろで、目安の一つである』と考えた方がよさそうですね。
2.メスの卵巣で見分ける
カブトムシの幼虫のメスは、お尻から3節目くらいの両側のところに白い卵巣が見えるという見分け方もあります。
そこで観察してみると、
これは左がオスで右がメスということでしょうか?
他の数頭も見てみましたが、いまいちよく分かりませんでした。
メスに卵巣が見えるというのも、あくまでも目安の一つのようです。
3.お腹にV(-)のマークが見えればオス
最後はこちらです。
色々調べて見たところ、『お腹に「V」もしくは「ー」のマークが見えればオスである』という方法が最もよく使われている判別方法のようです。
そこで早速調べてみましたが、この方法には以下の注意点があるようです。
- 大きい幼虫ほど分かり易い
- 必ずしも見えるとは限らない
なんとも微妙ですね。^^;
で、私の判断結果です。
見える=オス
というわけでペットボトルに入れてこのように『オス』と記入しておきます。
そして次はこちら、
見えない=メス
同じようにペットボトルに入れて『メス』と記入しておきます。
これで幼虫が来年の夏成虫になった時、今回の判別が正しかったのか?間違っていたのか?答え合わせができますね。^^
最後に
というわけでカブトムシの幼虫のオスとメスの見分け方、3つの方法のご説明と共に実際に実践してみました。
ただ今回実践してみて感じたことは『やはり基本通り4月頃になってみないと判別しにくいのでは?』ということです。
最も有名な判別方法として様々なサイトでご紹介されている『お腹にV(-)のマークが見えればオス』という方法でも、実際に見てみると『あるような、無いような?』と思われる幼虫の方が圧倒的に多かったです。
まあこれは先の楽しみとして来年の春、さなぎになる前のマット交換の際に再度確認してみたいと思います。
でも『生まれてくる前に男の子か女の子か知りたい』というのが親心というものなのかもしれませんね。^^
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