みなさんこんばんは、鷹です!
とうとう今年もGW(ゴールデンウィーク)の季節がやってきましたね。
ゴールデンウィーク突入と同時に日本各地で今年一番の最高気温が記録され、今日(4月29日)は大阪でも初夏を思わせる陽気となりました。
いよいよカブトムシ・クワガタムシのシーズン到来といった感じがしますね。^^
ところで4月に最後の体重測定を行ったカブトムシの幼虫ですが、予想通りと言っては何ですが、ついにさなぎになりました!
目次
カブトムシの幼虫がさなぎへ
これまでの飼育の経緯や成長の様子に興味のある方は、こちらのカテゴリー『カブトムシ』をご覧になってみて下さい。
特に『体重測定』は基本、月1回というペースで行っていたため、季節の変化と幼虫の成長の関係もお分かりいただけるかと思います。
昨年の夏、飼育をはじめた当初は100頭以上の幼虫がいましたが、なんやかんやで現在、私の手元に残っているのは6頭のみ。数も少なくなったためペットボトル飼育を経て、現在も個別に飼育容器で管理しています。
そして最後にマット交換と体重測定を行ったのは4月14日のことでした。
それから約2週間余りが経過したことになりますが、この直後から主に夜中に『ワンダリング』の音が聞こえてくるようになりました。
ワンダリングとはカブトムシの幼虫が蛹室を作るのに最適な場所を探す行動で、基本的にはしっかりとした蛹室を作るために土質の硬い場所を探し求める行動のことです。
カブトムシの幼虫は土の硬さを確かめるために牙を使って少しづつ土を削っていくのですが、飼育環境下においては限られたスペースであり、自然と飼育ケースの底や側壁に辿り着いてしまうため、必然的にそれらを削ってしまうことになります。
この時に『ガリガリ』『ゴリゴリ』といった音が聞こえるのですが、これが聞こえるようになればカブトムシの幼虫が『ワンダリングしている』(蛹室を作る準備を行っている)という、一つの目安になるのです。
ということで頻繁にワンダリングの音が聞こえだしたため、毎日、注意深く観察を続けていると、
このようにほぼ蛹室が完成していました。
さらに別の飼育ケースを覗いてみると、
こちらは蛹室を作っているだけでなく、既に前蛹へとなりかけています。
ちなみにこちらの幼虫は最後の体重測定で31gだったオスで、画像を撮影したのは4月20日のことでした。
そしてそれから9日が経過した4月29日、飼育ケースの様子を見てみると、
ついにさなぎへと蛹化していました!
ちなみに昨年はどうだったかというと、
5月12日に蛹室を作っているのを確認し、18日にはさなぎへと蛹化しているため、ほぼ同じような感じです。
ただ今年は昨年と違い少し平均気温が高めな室内で飼育しているため、若干、早めの蛹化となったようです。
マットの上に出てくるカブトムシの幼虫
ただ、この時期になると少し注意しなければならないこともあります。
こちらは4月27日に撮影した画像なのですが、幼虫がマットの上に出てきてしまっています。
カブトムシの幼虫が土(マット)の上に出てきてしまう理由については、こちらの記事を参照していただきたいのですが、
この時期に出てくる主な理由としては、
- マットの再発酵
- 蛹室を作る場所を確保できない
などが考えられます。
特にこの幼虫は数日前からワンダリングの音を確認していたため、『蛹室を作る場所を確保できなかった』というのが原因かもしれません。
そのため再度、マットを硬く詰め直しましたが、それ以降はマットの上に出てきておりません。
今後も注意深く観察していきたいと思います。
最後に
さて、今年のカブトムシの幼虫飼育もいよいよ大詰めの時期がやってきました。
今季は最終的にかなり数を減らしての飼育となりましたが、全ての幼虫が30gを超えているため、
『どれくらいの大きさの成虫が羽化してくれるのか?』
非常に楽しみなところです。
また、これだけ暖かくなれば野生のカブトムシ・クワガタムシたちも、そろそろ活動をはじめているかもしれませんね。
今年は昨年までとは少し違った採集を計画しているため、非常に楽しみです。
今後もブログで採集報告をさせていただきますので、興味のある方はぜひお立ち寄りください。<m(__)m>
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