みなさんこんばんは、鷹です!
先日はスマトラオオヒラタクワガタの本命ラインのブリードをスタートさせたことをご報告させて頂きましたが、実は5月から『ある意味本命』と呼べるラインのブリードも行っており、それがこちらになります。
目次
S-7ラインの目的
このS-7ラインは当初『本命』というほど意気込んでいたわけではなく、オオヒラタはオスとメスの羽化ずれが大きいため今後のブリードに備えること。そして常温(26℃~28℃)飼育での羽化速度と成長具合を検証するという目的がありました。
また付け加えるならメスには本命ラインから羽化したメスを選んだことで、『あわよくば大型?』との思いもありました。
いわば先程記載させて頂いたように『ある意味本命』ともいえるラインなのです。
ということでゴールデンウィーク真っ只中の5月1日からブリードを始めたわけですが、以前こちらの記事でご紹介させて頂いたように、
10月末ごろからメスが蛹化をはじめ、11月~12月にかけて続々と羽化を始めました。
羽化したメスたち
ということでまずはこちら、
幼虫飼育開始当初は『オス8頭・メス8頭』と判別していましたが、結局1頭読み違えてしまい、『オス7頭・メス9頭』ということになりました。
その9頭のメスのうち6頭は羽化してから少し時間が経過していますので、12月12日に掘り出して体長測定を行いました。
ぱっと見た感じは特別大きいというわけではありませんが、ここ最近我が家で羽化したスマトラオオヒラタクワガタのメスを思い返してみると、少しボリュームがあるような気もします。
とりあえず体長を測定してみると、
ということで6頭のうち4頭が45㎜オーバーと、我が家のスマトラオオヒラタクワガタにしては、そこそこのサイズが羽化してくれています。
オスの菌糸ビン交換
続いてはまだまだ成長時期真っ只中の、オスの幼虫たちの様子です。
こちらは前回10月24日に2本目の菌糸ビンの交換を行いましたが、想像以上に大きく育っていたのにも関わらず用意していたのは800㏄の菌糸ビンでしたので、さすがに育ち盛りのオスということもあって食い上げのスピードも相当なものです。
ということで12月12日、前回の交換から3週間弱で3本目となる菌糸ビンの交換を行いました。
どの幼虫も10月からは目に見えて大きくなっていますが、実際の体重は、
33g~44gで、平均値は38gとなりました。
ということで今回は1400㏄へ投入です。
最後に
ラインの補強と常温飼育での検証が目的だったS-7ラインですが、思いがけずそこそこの成長っぷりを見せてくれています。
羽化したメスたちは過去のブリードライン(S-2~S-5)と比較しても平均値が大きく、特にオスの幼虫たちは割り出し時期(6月6日)から考えれば、まだ5~6ヶ月は幼虫期間があるでしょう。
当然これからの飼育管理にはかかってきますが、現時点での体重や幼虫期間のことを考えると、S-7ラインの可能性に自然と期待が高まってしまいますね。^^
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