みなさんこんばんは、鷹です!
あれだけ大きな被害をもたらした台風21号の襲撃から、既に2週間が経過しました。
少しずつ以前の生活に戻りつつありますが、それでも完全に元の状態に戻るにはまだまだ時間が必要だと感じます。
実際、被害を受けた私の職場ではまだ修復工事も着工されておらず(順番待ちです)、あちこちで山積みにされて被災品の山も見かけます。
1日でも早い完全な復興を、心よりお願い申し上げます。
さてそれでは本題です。
目次
国産カブトムシの産卵セット
7月12日にセットした国産カブトムシの産卵セットですが、その後メスはマットに潜ったまま一向に地上に出てこず。
そしてオスは8月の初旬に☆となってしまいました。
その後はお盆休みなどもありなかなか手が付けられなかったのですが、8月30日にようやく割り出しを行うことができました。
なお産卵セットまでの経緯はこちらの記事を参照してみて下さいね。
産卵セットの割り出し
オスが☆になってからはマットの水分補給とゼリーの交換だけはしていたのですが、その後約1ヶ月もの間、メスは姿を見せていません。
経験上、こういったケースは今まで一度もありませんでしたので、
『おそらくメスはマットの中で☆になってしまったのだろう』
という予測はできました。
しかし過去にカブトムシの幼虫が採れなかったことは一度もありませんでしたので、
『ある程度の幼虫は確保できるであろう』
ということで割り出し作業に取り掛かります。
まずはこちらが割り出し前の飼育ケースの様子。
フタを開けて中の様子を見てみると、
この時点で少し嫌な予感がしてきました。
飼育ケースの淵を見てみると少しマットが減っているような気もしますが、なんというか生き物気配が感じられません。
とりあえず進めるしかありませんので、少しづつマットを取り除いていくと、
ここでメスを発見。
やはり☆になっていました。
が、問題なのは幼虫も卵も全く見当たりません!
で、画像はありませんが、結局今年のカブトムシのブリードは『失敗』という結果となってしまいました。^^;
最後に
非常に残念かつ信じられないような結果となってしまいました。
例年はカブトムシの幼虫管理に困るのが当然だったのですが、どうやらこのメスはマットに潜ってすぐに☆になってしまったようです。
実はこの後諦めきれず採集に出かけようと思っていたのですが、その直後、台風21号が襲来し今期の採集は諦めたのです。
残念ではありますが、今期はカブトムシの幼虫飼育はお休みとさせて頂きたいと思います。
ただその代わりと言っては何ですが、今期はヒラタクワガタやノコギリクワガタの幼虫がそこそこ採れたため、そちらに専念したいと思います。
最後に今年我が家で誕生した10頭のカブトムシの成虫たち。
もちろん時間の経過と共に1頭づつ☆となってしまいましたが、
最後まで生きていたのはこちらのオス、
最終的に9月3日に☆となりました。
このオスは6月7日に掘り出した約80㎜の個体で、ブリードには使わず常温で単独飼育しておりました。
つまり約3ヶ月もの間生きていたということになり、これも私のブリード経験では最長記録になります。
この血統は今年で途絶えてしまう結果となりましたが、来年再度WDの個体を採集して、ブリードにチャレンジしたいと思います。
コメント
鷹さん今晩は。うちも国産カブトのブリードは失敗でした。
毎年何匹かは産まれるのですが、今年は全く駄目でした。
マットもカブトマットを使っていましたが、強いて言うなら容器の蒸れが原因かなと思っています。
そのまま産卵セットはケソンヒラタの産卵セットになってますが、果たしてどうでしょうか。
ちっきー様
こんばんは。
ちっきー様のお宅でも失敗でしたか?
まさかとは思いますが、
こんなところにまで今年の猛暑の影響が出ていたのでしょうか?
国産カブトは残念でしたが、
少し涼しくなってきたので、ケソンヒラタうまくいくと良いですね。^^
不思議なもので、国産カブトは全滅したのですが、ギデオンヒメカブトは爆産しています。かれこれ30匹は取れまして、まだ♂♀共に健在です。
ケソンはなかなか産んでくれません。
ちっきー様
こんばんは。
本当にこういうことってありますよね。
難しいかなと思えば爆産したり、
今までなかなか生んでくれなかったメスが突然生んでくれたり。
そういえばちっきー様のお宅でも、
あれだけ苦戦していたタラレギが、ついに穿孔してくれたようですね。
無事産卵してくれると良いですね。^^
鷹さんおはようございます。
ありがとうございます。タラレギも割出のタイミングが難しくて悩んでまして、今日で三週目になるのですが、うまく産卵していた場合の準備が出来てないのです。
カワラ菌糸も劣化しているので、更を買い直しになるのですが、まだ少し常温で保管は怖いなと少し悩んでいます。
ちっきー様
こんばんは。
あくまでも私の少ない経験からですが、
穿孔開始から1ヶ月もすれば、ほとんどの卵は孵化しているようです。
よくみなさん実践されているのは
割り出し直後は卵や幼虫を産卵木の破片で管理し、
その間にカワラ菌糸を用意するという方法ですね。
例え菌糸ブロックを購入してビンに詰めても、
1週間~10日ほどで菌糸は回ってくれると思いますので、
それぐらいの期間であれば幼虫や卵にも問題はないでしょう。
ただやはりカワラ菌糸は温度管理に気を遣いますね。
どれだけ高くても27℃前後までを保てるようにしたいものです。
朝晩は問題ないでしょうが、問題はやはり日中ですね。
ただ真夏と違って、
最近は日中でも日陰であればそこそこ涼しくなってきているようです。
割り出しを一か月を目途にすると、
ちょうどいいかもしれませんね。
アドバイスありがとうございます。
その方法でやってみます。上手くいけばまた報告させていただきますね。
ちなみにペレメタが結構順調に取れてます。
サイクルも早いので楽しみです。
ちっきー様
こんばんは。
成功のご報告、お待ちしております。
鷹さんこんにちは。
国産カブトムシでも不発あるんですね。
私は逆で今年爆産してしまい困ってしまいました。来期からは産卵用の♀は一匹で構わないと思ったのですが、すぐ☆になったらブリードストップしてしいますね。家庭でブリードするなら二匹で十分かもです。。
しかし、毎日マット掘り起こす度に数個ずつ卵が取れて途中から「もう止めて!」と願ったのですが願いかなわず、、、。産まない様にする技術が必要みたいです。
それと、クワガタと違い☆になるのが早いですよね。あと、羽化直後の動き回り飛び回りはちょっと引いてしまいます、、、。ゼリーの消費も半端ないですし。辞めようかと思ったりもしますが、子供たちが喜ぶ顔が見たいのと、クワガタの廃マット、菌糸の処理班として優秀なので頑張ります。
急に涼しくなりましたね。お体ご自愛下さい。
都内お父さん様
こんばんは。
おそらくカブトムシを飼育していて、初めての不発だと思います。
だた強いて言えば都内お父さん様と全く逆のパターンで、
毎年手に余るほどの幼虫が採れていたため、
ペアリングを1ペアしか行わなかったのが裏目となってしまいました。
このあたりをコントロールしながらブリードするのは、
生き物を相手にしているだけに、非常に難しいところです。
仰る通り手のかかる一面はありますが、
やはりもっとも夏を感じさせてくれる虫であることは間違いありません。
来年はまたWDのメスを採集し、
一からブリードにチャレンジしたいと思います。
『爆産』で大変かもしれませんが、
子供さんの笑顔のために、頑張って成虫にしてあげて下さいね。^^
季節の変わり目は何かと体調を崩してしまうことも多いです。
都内お父さん様も体調管理には十分気を付けて下さいね。