コクワガタのメスの産卵

みなさんこんにちは、鷹です!

以前の記事でお伝えしたように、現在我が家では2頭のコクワガタの幼虫が元気に育ってくれています。

コクワガタの幼虫はとりあえず発酵マット飼育で

取り出した当初は4頭だったのですが、残念なことに2頭は死んでしまい、残りの2頭を大事に育てている真っ最中でございます。

ただし今年はたくさんのコクワガタを採集できたこともあり、今後も幼虫を取り出せる可能性が非常に高くなってきました。

採集記録

そんな中、少し珍しい?写真が撮れたのでご紹介させて頂きたいと思います。

スポンサーリンク

目次

コクワガタの飼育ケースと産卵セット

8月の終わりごろからコクワガタは、以下のように飼育ケースを分けて飼育していました。

通常の飼育ケース

こちらは中央に仕切り版があるのですが、左には産卵木、右にはフジコンバイオくち木BLOCKを埋めてあります。

特に産卵専用といった使い方はせず、左右均等にオスとメスを振り分けて入れています。自然にオスとメスを同じ環境で飼育し、交尾・産卵も自然の成り行きに任せています。

産卵ケース

一方こちらは産卵を目的とした飼育ケースで、少し早め(8月中頃)からセットしてありました。セット当初はオスとメスを1週間程度同居させ、その後メスのみを飼育しています。

こちらも中央に産卵木を埋めてあるのですが、9月のはじめに確認してみたところ、こんな状態になっていました。

まだ外に幼虫や卵の様子は確認できませんでしたので、再度埋めてメスを飼育していました。(現在は成虫は全て取り出してあります)

コクワガタのメスの産卵の様子

さすがに毎日世話をしていると、普段は目にすることができないような光景を見ることもできます。

コクワガタのメスが産卵木の穴を一生懸命に掘り広げています。さらに角度を変えて、

そして少し時間を空けてみてみると、

今度は頭を外に出してお尻を産卵木に入れている様子が確認できます。これはつまりコクワガタのメスが産卵をしている瞬間なのです。

そしてまた次の日に確認してみると、

同じような行動を続けており、さらに産卵木の上では別のメスが一生懸命木をかじっています。こちらも別角度の画像を、

私はこれまでコクワガタの幼虫を何度か育てた経験はありますが、埋め込んだ産卵木の見える部分で産卵行動を見たのははじめての経験です。

・マットに埋めた産卵木に自然と産卵
 ↓  ↓  ↓
・気付いたら飼育ケースの中に幼虫がいた

というのがこれまでのパターンでしたから。^^

飼育経験の豊富な方々からしてみればそんなに珍しい光景ではないかもしれませんが、実際にこの目で産卵の様子を確認できると、やはり伝わってくるものが違います。

これは来月あたりに『割り出し』を行ってみたいと思います。

ちなみに現在この飼育ケースでは、メス数頭のみを飼育しています。

オスと産卵を終えたと思われるメスは、冬眠に備えて別に用意した飼育ケースに移動させてあるのです。

今回の画像のメスも産卵を終えればそちらのケースに移動させる予定ですが、コクワガタの冬眠についてはまた別の機会にご紹介させて頂きます。

おすすめ記事(広告含む)
おすすめ記事(広告含む)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする