オオクワガタの羽化

みなさんこんばんは、鷹です!

昨年11月から飼育をはじめたオオクワガタ(山梨県韮崎市産)の幼虫4頭ですが、2頭は残念ながら☆となってしまったものの2頭は順調に成長し、そのうち1頭は4月下旬に無事さなぎへと蛹化してくれました。

みなさんこんばんは、鷹です! 昨年の11月に飼育をはじめたオオクワガタの幼虫4頭ですが、2頭は残念ながら1本目の菌糸ビンで☆になってしまい...

その後、静かに様子を観察していたのですが、つい先日、とうとう成虫へと羽化してくれました!

今回はその様子についてご報告させて頂きたいと思います。

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目次

幼虫からさなぎへ

菌糸ビンへ投入

今回は少しさかのぼって、幼虫の飼育をはじめた時からの経緯を振り返ってみたいと思います。

幼虫の飼育をはじめたのは11月末のことでした。

はじめてのオオクワガタということもあり、血統や親虫の大きさにもこだわらずYahooオークションで入手したのですが、後になってよくよく確認してみると、産地はオオクワガタでは有名な山梨県韮崎市ということでした。

そして我が家へやってきてからすぐに菌糸ビンへ投入。その際の様子がこちらの画像になります。

菌糸ビン投入後は自作温室に入れ、ほぼ放置状態で飼育を続けていたのですが、約3か月が経過し食痕もかなりみられるようになったため、2月の初旬に菌糸ビンの交換を行いました。

菌糸ビンの交換

それまでは大夢B プロスペック500ccを使っていたのですが、できるだけ同じような環境で飼育する方が望ましいと思い、同じ銘柄の大夢B プロスペック800ccを使うことにしました。

本来であればオスの幼虫は1400㏄ぐらいの菌糸ビンを使った方が良かったのかもしれませんが、この時点ではもう一度菌糸ビンの交換が必要であると推測していたため、容量はあえて800㏄を使用しました。

で、その時の様子がこちら、

まるで別物のように大きく育っていました。

そしてもう1頭のオスは、

こちらはなかなか可愛いサイズでした。

ちなみにこの後しばらくしてから1400㏄の菌糸ビン2本を掘り起こしてみたのですが、その際に2頭が☆になってしまっていたことが発覚したのです。

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蛹化

菌糸ビンの交換を行った際は4月~5月頃にかけてもう一度交換が必要かと思っていたのですが、3月末頃から菌糸ビン交換時に23gだったオスに変化が見られはじめました。

それまではそれなりに菌糸ビンの中を動き回っていたのですが、一か所に留まり自分の周りのオガを固めはじめたのです。

これは幼虫がさなぎになるための部屋、蛹室(ようしつ)を作っていたのです。

そして観察を続けていると4月14日、

ついにさなぎへと蛹化をはじめ、翌15日には無事さなぎへと蛹化していました。

オオクワガタの羽化

ここまで来ればもうあと一息です。

毎日観察を続けていたのですが、蛹化から約1か月が経過した5月11日、

もういつ成虫へと羽化してもおかしくないくらいに、体色が濃い茶色へと変色しています。

そして翌12日

ついに成虫へと羽化していました!

まだ羽化したての様子で下羽も収まっておらず、上羽も薄茶色をしています。

12日の朝にはまださなぎの姿だったのですが、夜9時ごろに帰宅して確認してみると、画像のように無事羽化していました。

画像ではほとんど確認できませんが、この時点ですでに頭部もまっすぐ伸びているため、おそらく12日の午前中から羽化を開始したのではないかと思われます。

もう1頭のオスもさなぎへ

ようやく無事成虫へと羽化してくれて何とも嬉しい限りなんですが、実はもう1頭のオスにも同じ時期に変化がありました。

まずはこちらが蛹室を作り始めた時の画像で、4月25日に撮影したものです。

そして前蛹になっているのが確認できたのが5月3日。

そして5月11日

ついにこちらの幼虫も無事さなぎへと蛹化してくれました!

最後に

ということでまとめてみると、

  • 5月11日=小さめの幼虫がさなぎへと蛹化
  • 5月12日=さなぎが成虫へと羽化

ということで、連続で蛹化を羽化を見ることができたわけです。^^

ちなみにその後の2頭の様子を見てみると、

こちらは羽化した成虫を5月13日に撮影したものですが、すでに下羽は上羽の中に折りたたまれ、たった1日で色も随分濃くなっています。

そしてこちらは14日のさなぎの様子。

体全体に色が付きはじめ、目も黒くなっています。

この2頭の成長はほぼ約1か月の差がありますので、6月の10日前後にはこちらのさなぎも羽化してくれるのではないかと思われます。

オオクワガタの幼虫飼育は『大成功』というわけではありませんでしたが、それでも何とか2頭は成虫になってくれそうです。

飼育をはじめた当初は夏~秋にかけて羽化するかと思っていたのですが、菌糸ビンを使用し自作温室で飼育していたため(少し高めの温度設定だった)、予定より早い時期での羽化となってしまったようです。

この2頭には今年はゆっくり過ごして頂く予定ですが、はじめて幼虫から成虫へと育て上げた個体でもあることから、順調にいけば来年には『お嫁さん』を探して、是非とも子孫を残してあげたいと考えています。

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