コクワガタの産卵セットの経過と飼育状況

みなさんこんばんは、鷹です!

9月に入った途端、本当に過ごしやすい気候になりましたね。もちろん地域によって差はあるでしょうが、私の生活圏内(住まいも職場も大阪南部です^^)では朝晩は半袖では少し肌寒さを感じ、日中も風通しの良い日陰に入れば本当に快適な気候です。

例年はこのような感じではなく、9月下旬までは8月とさほど変わらない気候が続いていたような気がするのですが?

私たちの住む地球環境も、少しづつ変化しているのかもしれません。

ところで今日は、久しぶりにコクワガタの飼育状況のご報告です。

8月4日の記事、

みなさんこんばんは、鷹です! 早いものでもう8月に入ってしまいましたね。 ここ大阪では8月1日、毎年恒例の『PL花火大会』が行われました...

以来になってしまいますが、何もせずにほったらかしていた訳ではありません。^^;日々きちんと観察及び世話はしておりました。

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目次

コクワガタの近況

さてコクワガタの飼育状況ですが、昨年採集し越冬した個体たちは、少しづつ☆になってしまったものの、まだ数頭が元気に活動しています。

ただ、こちらの産卵セットに投入したオスとメス。

みなさんこんばんは、鷹です! ここのところすっかり気温が上がってきましたね。いよいよ本格的なカブトムシ・クワガタムシのシーズン到来といった...

残念ながら産卵することなく、8月中旬に2頭とも☆になってしまいました。

まあ、この2頭は昨年採集し越冬した個体であったため、仕方がなかったのかもしれません。それでも1年以上は我が家で生活していたことになります。

また今年我が家で羽化した4頭のオスは、産卵セットに投入した最大のオスを除いて全て☆になってしまいました。

それぞれ個別に飼育していたのですが、飼育環境が合わなかったのでしょうか?

コクワガタは基本的に丈夫な部類に入りますので、越冬して来年も活動してくれると思っていただけに、非常に残念な結果となってしまいました。

もしかすると羽化後、掘り出したのが良くなかったのでしょうか?

しかし後食も開始していたし、、、、

考えられる可能性は多々ありますが、今のところこれと言った明確な理由が思いつきません。今後もブリードを続け、観察していく必要があるようですね。

コクワガタの産卵セット

さてそうなると、飼育のメインは今年我が家で誕生したカップルをペアリングした産卵セットと、7月に採集したWDのメスを投入した産卵セットになります。

この2つの産卵セットは8月の初旬にセットしたため、丸1か月が経過しようとしています。

現時点で確実に産卵しているかどうかは不明ですが、あまり長い間メスを産卵セットに入れておくと、卵や幼虫に危害を加えてしまう可能性もあります。

そこで割り出しにはまだ少し早すぎますが、とりあえずメスだけは先に産卵セットから取り出しておくことにしました。

産卵セットからメスの取り出し。

まずは取り出し前の様子から。

左がカップルを投入した産卵セットで、右がWDのメスを投入したものになります。

とりあえずWDのメスを投入した産卵セットのフタを開けてみると、

なかなか激しく産卵木を削ってくれています。これなら産卵木の中に卵や幼虫がいる可能性は大ですね。

『とりあえずはメスを探してみましょう』ということで産卵木を裏返してみると、

裏面の方が激しかったようです。

そして産卵木を持ち上げてみると、

産卵木の削られ跡がぎっしりです。

これは成虫が産卵木を削ったのかもしれませんが、幼虫が削った可能性もあります。こういうのを見ると、割り出しがとても楽しみになりますね。

ところでメスの方はと言うと、

なんと産卵木の中に潜り込んでいました!

画像では分かり辛いと思いますが、この穴は反対側まで続いているのです。コクワガタのメスおそるべしですね。^^;

続いてこちら、

こちらは今年我が家で誕生したペアを投入したものです。

先程の産卵セットほどではありませんが、それでも端の方はそれなりに削られているようです。

で、先程と同じように産卵木をひっくり返してみると、

裏面はかなり激しく削られていますね。^^

ところで肝心のメスの姿が見当たりませんので、産卵木を取り出しマットの中を探っていきます。

すると、

出てきました!

とりあえずこれでメスを産卵セットから取り出すことはできたのですが、2つの産卵セットは割り出しを行うにはまだ少し早いような気もするので、別の飼育ケースに入れてもうしばらく静かな場所に置いておこうと思います。

それにしても、この2頭はよく頑張ってくれました。

今後は別の飼育ケースに移動させ、しばらくはゆっくりと休養を取らせてあげたいと思います。

最後に

産卵セットからメスを取り出す際に産卵木の様子を確認しましたが、削り跡などから判断すると、産卵している可能性は非常に高いと思われます。

何より産卵木を手に取ってみると、まるで中が空洞化のようにとても軽いんですよね。

これはますます割り出しが楽しみになってきました。

ただ割り出しはもう少し時間を置いてからにしたいと思います。というのもコクワガタは小型のクワガタだけあって、幼虫も初齢ではすごく小さいのです。

割り出し時の事故を防ぐこと、そして割り出し後のブヨブヨ病の発生を抑えるためにも、割り出しは9月末~10月初旬を予定していますので、その結果はまた後日、ご報告させて頂きたいと思います。

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