みなさんこんばんは、鷹です!
12月に入りここ大阪でも、急激に気温が下がってきました。
さすがに室内でも場所によっては10℃前後まで温度が下がってしまうのですが、我が家にはこのような輩も生息しています。
一生懸命ゼリーを食べているオオクワガタのオスですが、この時の温度計はなんと12℃差しているではありませんか!^^;
まあ、飼育ケースの中はもう少し温度が高いのでしょうが、それ以上に驚かされるのがオオクワガタの気温適正の高さです。
夏は30℃前後でもなんなく過ごし、冬は15℃以下でも平気で食事を摂っています。
オオクワガタが丈夫で飼育し易いクワガタであるというのも、飼育してみると嫌と言うほど理解できてしまいます。
が、今回はオオクワガタの記事ではなく、約1か月振りのカブトムシの近況です。
目次
12月のカブトムシの幼虫
まずはこちら、
12月7日現在の飼育ケースの様子です。
私はカブトムシの幼虫を飼育するケースにマットを入れる際は、ケースのほぼ上端付近までマットを詰めるようにしています。
もちろん羽化前はここまで入れることはありませんが、幼虫時期はできるだけ自然環境に近い状態の方が望ましいのでは?と考えから、できるだけ深くマットを詰めるようにしています。
で、再度上の画像を見て頂くと、明らかにマットの量が減っているのがお分かりいただけるかと思います。
昨年の飼育記録も見て頂ければ参考になると思いますが、カブトムシの幼虫が大きく成長するのは11月~12月初旬ごろまでで、それ以降は非常にゆっくりとした成長スピードとなります。
ただこれはもちろん私の飼育環境(大阪で室内での常温飼育)でのことで、地域によっても多少の差はあるかと思われます。
しかしこのマットの減り具合を見ていると期待が膨らむのですが、前回11月の体重測定では、
『21g・24g・24g・26g・33g・33g・33g・34g・35g・35g』(10頭の幼虫を飼育しています)
と言う結果でしたが、この1か月で幼虫たちはどこまで成長してくれているのか?
早速、見ていきたいと思います。
ちなみに前回、11月の体重測定の様子はこちら、
昨年12月のカブトムシの幼虫飼育データはこちらになります。
12月のカブトムシの幼虫の体重
それでは早速、小さい個体から順に見ていきたいと思いますが、マットから取り出した幼虫たちの様子はこんな感じです。
次に体重測定です。
ということで結果は、
『23g・23g・24g・25g・32g・32g・33g・34g・34g・35g』ということになりました。
最後に
ここでみなさんお気付きになられたかもしれませんが、先程の体重測定の結果を11月の体重測定データと照らし合わせてみると、
・11月⇒『21g・24g・24g・26g・33g・33g・33g・34g・35g・35g』
・12月⇒『23g・23g・24g・25g・32g・32g・33g・34g・34g・35g』
あれ?
ほぼ平行線というか、若干ダイエットしています。^^;
これはちょっと予想外というよりあまり経験がありませんが、原因としては
- 温度
- マット
- 湿度
などが挙げられるかと思います。ただあと一つ原因として考えられるのは、これが『血統』なのかもしれません。
ちなみに昨年の飼育個体は6頭で全てオスだったのですが、今年4月の蛹化直前の最終体重は、
『31g・31g・31g・32g・35g・37g』という結果でした。
もしこれが『血統』であれば、今後もそれほど大きくなることはないと思われますが、とりあえずカブトムシの幼虫たちはこれから冬眠時期を迎えます。
しばらくはゆっくり過ごして頂くため、今回のマット交換から飼育ケースを2つに分けてみたいと思います。
次回のマット交換及び体重測定は2月~3月頃になるかと思いますが、それまでは広々とした空間でゆったりと過ごさせてあげたいと思います。
コメント
鷹さんこんばんは。
うちも国産カブトムシやってます。実家の青森から捕まえてきた北限ワイルドです(笑)。♂は可愛いくらいに小さいんです。♀よりも全然小さいのでんですよ。先月から駐車場の隅で存在を忘れてましたが、幼虫が13匹います。この時期は成長しないみたいですね。もうこのまま春までマット交換なしで行こうかななんて思ってますが…。可愛そうなので、年末にマット交換してみます。その際、体重測定もしてみたいと思います。
都内40歳お父さん様
こんばんは。
国産カブトムシも飼育されているのですね?
ぜひともマット交換してあげて、立派な成虫に育ててあげてくださいね。^^
私はかれこれ20年近く、継続してカブトムシの飼育をしています。
毎年夏に採集してブリード、翌年の夏に採集の繰り返しです。
以前は幼虫や成虫を近所の子供や子供の学校に配っていたのですが、
2年ほど前からはそれもなくなり、自分が飼育を楽しんでいます。
カブトムシは大阪でも比較的簡単に採集できるため
少し珍しさには欠けてしまう部分もありますが、
やはり個人的に好きなのと、
夏を感じられる代表的な昆虫であるため、飼育を継続しています。
私はあまり詳しくありませんが、北国のカブトムシは小さくなってしまうのでしょうか?
ただ私の採集場所でも以前は80㎜を越す個体がいくらでも採集できたのですが、
近年はあまり見られなくなったような気がします。
クワガタに関しても同じ採集ポイントで見られる種が変化しています。
やはり地球環境が変化し、その影響を受けているようですね。
はじめまして!
夏にパパと息子が採ってきたカブトとクワガタ。計10匹ほど。
カブト達の方が先にお星様になり、クワガタのカゴばかり気にしていました。
そして今日、新年になり片付ける前にカブトが虫カゴを見てみたら、まん丸と太った幼虫が3匹もいました!ひゃービックリ!
黒いウンチらしきものがたくさんあり、土が少なくなっていて幼虫が見える状態だったのでひとまずカブト用の腐葉土を上からたくさんかぶせました。が、鷹さんのブログを見た感じでは、この黒いつぶつぶは取り除いてあげた方がいいでしょうか?
丸まっていましたが、もう冬眠しているのでしょうか?
もう一度土を出してウンチを取ってあげて、綺麗なマットの上に置いたら、冬眠していても自分たちで潜っていきますか?それとも、埋めてあげた方が良いでしょうか?
質問ばかりですみません。
初めての幼虫で、あたふたしております。
幼虫になって頑張って成長していたのに、気づいてあげられず反省しております。
(/ _ ; )
鷹さんのブログ詳しくてありがたいです!
幼虫初心者様
はじめまして。
後程詳しく返答しますので、もうしばらくお待ち下さい。
あらためましてこんばんは。
とりあえず3頭だけでも無事に成長してくれていたようで何よりですね。^^
さてコメントから状況を判断すると、幼虫たちは周りに食べ物(腐葉土)が無くなり、
ついに地上に出てきてしまったようですね。
その状態で気温の低下により動かずにじっとしているところを発見されたようです。
まずはカブトムシの幼虫の冬眠ですが、
哺乳類(例えばクマ等)のように眠っているわけではありません。
カブトムシは変温動物であるため、
気温が下がると動きが鈍くなってしまうのです。
余談ですがクワガタも同じです。
そのため一般的に『冬眠中』と呼ばれる状態でも全く活動を停止しているわけではなく、
極端にその活動能力が低下しているだけに過ぎません。
つまりほんの少しずつは食事を摂り、排せつ物も出しているのです。
さて今回の幼虫初心者様の対処ですが、
カブトムシの幼虫は比較的丈夫な部類に入りますので、
この状態でも生きていくことは可能かと思われます。
ただ理想を言えば糞は全て取り除き、飼育ケースに新しいマットを入れてあげる。
(理想は10㎝~15㎝位の深さ)
そしてその上に幼虫を置いてあげれば、幼虫は自らマットの中へ潜って行きます。
しかしかなり気温が低下していますので、屋外で行うことは止めた方がいいかもしれません。
逆にある程度暖房が効いた室内で作業を行えば、幼虫はすんなりマットの中へ潜って行くと思います。
潜ってしまえば、後は今までの飼育環境で問題ないかと思われます。
カブトムシの幼虫をマットへ入れる時(マット交換の際も同様です)の基本は、
上からマットを足すのではなく、マットをケースに詰めて自ら潜らせることです。
こうすることでマット内に空気が混ざり、幼虫は『呼吸』を確保することができます。
今回『上からマットを足した』ということですが、
特に押さえつけたりしていなければ、大事には至らないと思います。
しかし幼虫が過ごしやすい環境を与えてあげるためには、
一度全て掘り返し、再度セットしてあげることをお勧めします。
画像も文章も拙いブログですが、
少しでも参考になるようであれば、心から嬉しく思います。
また記事で分からないことがあれば、いつでもお気軽にお問合せ下さいね。^^
お忙しい中、大変丁寧なお返事ありがとうございます!!
まるでウチの様子を見ていたかのような鷹さんの推察、さすがです!
姿は見えないですが、腐葉土をモゾモゾと通った道の形跡が虫カゴの外から見られますので、生きているようです。安心しました。
虫が得意な主人でもこんなに大きな幼虫は初めてだと言っていました。採ってすぐ交尾していたので、タマゴできるかなぁ〜とは思っていましたが、タマゴどころではなく予想を超える成長ぶりにビックリしました。
近日中に新しい腐葉土に入れ替える予定です。
ありがとうございました!!
また経過をご相談&報告できれば嬉しいです☆
幼虫初心者様
こんばんは。
すごい観察力ですね。例え幼虫の姿は見えなくても、
『モゾモゾと通った道の形跡』
に気づいてあげることはとても重要だと思います。
これは幼虫が作ったものに間違いありませんね。^^
また腐葉土の上(地上)に出てこないということは、居心地が良いという証拠でもあります。
ここまで大きく育ってくれた幼虫の生命力に
改めて感動してしまいますね。
ぜひとも立派な成虫にしてあげて下さいね。
また、こうして情報交換させていただくことは、
私にとって喜び以外の何物でもありません。
『サラリーマン』のため少しお時間を頂くことはありますが、
ご質問・ご報告・ご意見等は大歓迎です。
これからもよろしくお願いします。^^
鷹さんこんにちは。
今日はまだ気温が高かったので国産カブトムシのマット継ぎ足しをしました。
うちは個別にブロー容器で飼育しているのですが土が減るのが早いです。
まだまだ体が白いので蛹にはまだ時間がかかるかなと言った感じです。
ちっきー様
こんにちは。
国産カブトも飼育されているんですね。
確かにカブトムシの幼虫は大食いですよね。
確かに飼育ケースの大きさによっては、みるみるマットが減っていきますね。
私は現在、かなり大きめのケースに少数で飼育しており、
寒い時期とあって最近はあまりマットが減らないですが、
恐らく3月ごろにはすごいことになりそうな気がします。
カブトムシの幼虫は常温飼育であれば4月頃までは蛹化しないでしょう。
それまではいっぱい食べさせてあげて、
元気な成虫にしてあげて下さいね。^^
ありがとうございます。
今のところ順調に成長してます。
大食いですが、ヘラクレスやゾウカブトの三齢は更に大食いでそっちは5リットルのタッバーに個別に飼育してますが結構マットが無くなるのが早いです。
私も記録をつける為ブログを始めようかと思うのですがさっぱり分かりません
鷹さんみたいな素敵なブログにしてみたいです!
ちっきー様
こんばんは。
ヘラクレスやゾウカブトの幼虫は100gぐらいになるんですよね?
5リットルのタッパーに個別飼育というのもうなずけます。
さすがにこれだけ大きくなると食欲もすごいでしょうね。
このような拙いブログをお褒め頂き、誠にありがとうございます。
ただブログを始めるなら、最初はYAHOOブログやアメブロなどの
無料ブログがお勧めです。
ネットの閲覧や文字の入力ができれば、全く難しいことはありませんよ。
私のブログ『青空』は、レンタルサーバーを借りて運営しています。
少し知識が必要なのと費用も掛かってしまいますので、
まずは無料ブログからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
鷹さんおはようございます。
ブログの試作が出来ました。
Yahooブログはスマホから画像添付が出来なくて、アメブロにしました。
なかなか難しいけど頑張って更新していこうと思います。
ちっきー様
こんばんは。
ブログ、早速はじめられたのですね?
おめでとうございます!
慣れないうちは難しく感じるでしょうが、
とにかく更新を続けていけば、自然と慣れていくものですよ。
私からすれば、カブトムシ・クワガタムシのブリードの方が
よっぽど難しです。^^;
ぜひ拝見させていただきたいので、
慣れてきたらブログ、教えて下さいね。^^
ありがとうございます。
確かに飼育の方が難しいです。
インターメディアの♂早くも☆になりました。
やはりツヤクワガタには縁が無いです
ちっきー様
こんばんは。
生き物である以上、これは避けて通れない道ですね。
私も何度も経験してきました。
どれだけ注意深く観察していても、
時として突然☆になってしまうということはおきてしまいます。
これにめげずに再チャレンジ、期待しております。
鷹さんおはようございます。
これでブログが見れるか分かりませんが貼り付けて見たので宜しくお願いします。
あまり自信が無いですけど
ちっきー様
こんばんは。
ブログの方、拝見させていただきました。
ばっちりですよ。^^
私もまだまだ飼育(ブリード)初心者で、
色々と参考にさせて頂きたいと思います。
ブログは続ければ続けるほど慣れてくると思いますが、
何よりも大事なのは続ける事だと思います。
あまり気負いせずに、マイペースで更新していって下さいね。^^
早速見ていただいてありがとうございます。
初心者のブログでいまいちわかりづらい点も多々有るとは思いますが宜しくお願いします。
今週末には新たにケンタウルスオオカブトの幼虫が6匹やって来ます。
またブログに載せますので宜しくお願いします。
ちっきー様
こんばんは。
ブログの更新、楽しみにしております。^^
ケンタウルスの幼虫も楽しみですね。
頑張って飼育してください。^^
こんにちは!
カブトムシの幼虫も冬眠するんですね!不勉強でした。暖かい腐葉土の中で、冬もモリモリ食べているのかと…
先日、春に向けて腐葉土を変えてあげようと思って掘り出して、新しい腐葉土の上に置いたところ、一頭も動き出さず…。結局、全頭埋めてあげたのですが、寒くて迷惑だったろうな…!
(東京都内のマンションのベランダです)
春まで何もせずに見守ってあげなければ!
まろ様
こんばんは。
正確に言えば『冬眠』というより低温により活動が鈍っている状態ですね。
これはカブトムシだけではなく、クワガタの幼虫も同様です。
そのため飼育下において大型個体を目指す場合は、
温度管理を行って、常に食事を摂らせるわけです。
さすがに今年は例年より気温が低いようで、
カブトムシの幼虫たちもビックリしたのではないでしょうか?
しかしマットの中は空気中よりも温度が高いため、
きっと落ち着てくれると思います。^^
ただ外気温が15℃を超えるようであれば、
注意深く観察しておいて下さいね。
春先に活動を再開したカブトムシの幼虫は、
すごい勢いでマットを食べ始めますよ。^^