みなさんこんばんは、鷹です!
10月だというのに日中はまだまだ暑い日が続きますね。
って、澄ました挨拶で始めて見ましたが、なんと9月は1記事しかブログの更新ができていませんでした。^^;
仕事もプライベートも落ち着いたと思えば忙しくなるの繰り返しです。^^;
もちろんカブクワの飼育管理は欠かさず行っていますが、飼育種・飼育数が増える程飼育場所の確保が難しくなり、今年は里子(ヤフオク)の手配にも時間を割かれるようになってしまいました。
本来ならブログでご報告してから出品したいのですが、なかなか同時にもというのも難しく、実は現在も『本土ヒラタクワガタ』と『タランドゥスオオツヤクワガタ』を出品していますので、興味のある方は一度覗いてみて下さいね。
さて今回は『タランドゥスオオツヤクワガタの幼虫飼育状況のご報告』ですが、ふと振り返ってみるとタランドゥスは5月4日以来のご報告になってしまいますね。^^;
目次
順調?な幼虫たち
さてまずはこちらから。
上の画像は9月18日に撮影したものですが、この6頭の幼虫たちは
『ホワイトアイ・CBF2』
の幼虫たちになります。
ブリードを開始したのは1月の下旬で、その時の様子はこちらから。
そして3月7日に産卵セットの割り出しを行ったところ、幼虫1頭と卵7個を取り出すことができました。
その後卵は順調に孵化してくれたものの、孵化後☆となってしまった幼虫が1頭、そして卵1個は孵化することができませんでした。
2回の菌糸ビン交換
結果的に6頭の幼虫飼育となりましたが、ある程度育ってくれたタランドゥスの幼虫はとても元気で丈夫です。
と同時にとても大食漢でもあるため、使う菌糸ビンのサイズにもよるのでしょうが、3齢ともなればおよそ1ヶ月に1回は菌糸ビンの交換が必要になります。
ということでまずは6月6日。
食痕の広がりだけではなく菌糸の劣化も見られます。
が幼虫たちは良い感じで育ってくれています。^^
ちなみにこの時の最大はこちら、
16gでした。
孵化から約3ヶ月ですからまずまずかな?
とりあえずこの時は飼育スペース(ワインセラー)のスペースの関係もあり、再度800㏄の菌糸ビンへ投入しました。
そしてさらに1か月後の7月18日。
またしてもいい感じ(少し遅かった?^^;)で食い上げてくれていますね。
幼虫たちもすっかり大きくなってプリプリです。^^
ちなみにこの時点での最小と最大はこちら。
18gと28gでした。
ちなみに6頭全ての体重は、
『26g・26g・21g・24g・18g・28g』
というう感じで少し雌雄の判別が難しかったのですが、おそらく
- 21g・18g=メス
- 26g・26g・24g・28g=オス
ではないかと予想を立て、幼虫の大きさやこれからの成長を考慮して全て1400㏄の菌糸ビンへ投入しました。
蛹化?
で、ここからは冒頭でお見せした9月18日の画像になるのですが、実は7月の交換後は少し幼虫たちの食事のペースも落ちさらにそれほど暴れることもなかったため、約2ヶ月も引っ張ることとなってしまいました。
がしかし少し菌糸ビンの角度を変えてみると、
5頭は既に蛹室を作っていました。^^;
確かに菌糸の劣化もそこそこですが、まさかこんなに早く、しかもオスと思われる幼虫まで蛹室を作ってしまうとは、、、、。
管理温度も23℃前後で成虫飼育よりはかなり低くしておいたのですが、これは予定よりも少し早く羽化してしまいそうです。
約2ヶ月前にはなりますが体重も20g台後半だったため、大きさもそれほどは望めそうにありませんね。
ただ唯一こちらの1頭、
最も菌糸が劣化しているのですが蛹室も作っていないため、最後のひと伸びを期待して捨てビン覚悟で交換を決行です。
これまで見たことのあるタランドゥスの幼虫の中ではそこそこに見えますが、
何とか30gは超えてくれていました。^^
ということでこれは間違いなく最後の菌糸ビンになるかと思われますので、今回も1400㏄へ投入しました。
最後に
振り返ってみれば孵化から6~7か月での蛹化、羽化までは8~9か月ということになりそうで、過去の飼育データを見てみるとそれほど早すぎるというわけでもなさそうです。
ただ7月以降それほど大きな動きがなかったこと、そして実は2ラウンド以降のブリードがうまくいかず手こずっていたこともあり、自分の感覚が少しずれてしまっていたようです。
ただ先程ご紹介した過去記事内での飼育データを改めて見直してみると、メスの50㎜・オスの80㎜はそれほどかけ離れていないような気がしてきました。^^
これは9月18日に1400㏄へ投入した31gの幼虫に期待大ですね。
それと、、、最近やっと気づいた情報が。
どうもタランドゥスの幼虫は『空間認識能力』というものが高いようで、幼虫を大きく育てるためにはできるだけ大きな空間で飼育することが鉄則のようです。
知らなかった、、、^^;
これまでは成虫の体長を想定して1400㏄までで飼育していましたが、今後はこの辺りも意識してブリードに取り組んでいきたいと思います。
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