国産クワガタの幼虫たち その②

みなさんこんにちは、鷹です!

私は29日が仕事納めで30日からお正月休みに入っているのですが、自宅の大掃除を済ませないといけないため、『合間の時間?^^』を使いながらクワガタたちの世話をしています。(カブトムシの幼虫はこの時期、完全に放置状態ですので落ちんです^^)

その件は後日ご報告させていただくとして、今回は先日ご報告した記事のその②です。

現在、私が飼育している国産クワガタは以下の4種です。

  • オオクワガタ
  • ヒラタクワガタ
  • コクワガタ
  • ノコギリクワガタ

この中でもちろんノコギリクワガタは幼虫のみの飼育になるのですが、オオクワガタ・ヒラタクワガタ・コクワガタは成虫・幼虫共に飼育していますが、成虫は当然のことながら冬眠中ですので、飼育のメインは幼虫になります。

そのうちヒラタクワガタ・コクワガタについては以前の記事でご報告させていただきましたので、今回は『オオクワガタ』『ノコギリクワガタ』の幼虫飼育のご報告です。

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目次

オオクワガタ

オオクワガタの幼虫に関しては、11月の中頃に食痕の広がりが大きいものから順に、菌糸ビンの交換を行いました。

ところでまだ菌糸ビンの交換を行っていない幼虫が5頭いたのですが、そのうち2頭が☆となってしまいました。

さらに記事には記載してなかったのですが、産卵セットの取り残しから1頭の幼虫を確保し、こちらはマットで飼育していました。

で、これらの4頭、いまいち成長が遅く、菌糸ビンの食痕もそれほど多く広がっているわけではありませんが、

  • 最初の投入からかなり時間が経過していること
  • 1頭はマットで飼育している
  • 管理温度を低くして早期羽化を避ける

という理由から、先日菌糸ビンの交換を行いました。

ちなみに以前菌糸ビンを交換した7頭は、それ以来ずっと20℃で飼育しています。

菌糸ビンの交換

今回菌糸ビンを交換したのはこちらの4頭です。

実はこの4本、幼虫の状態を確認するため、事前に軽く掘り起こして幼虫を確認しておきました。

左端は7月の割り出し時にXL−POT 800ccに投入した幼虫。中央の2本は8月にDOSさんのYSO−3500ccオオヒラタケを800㏄のビンへ詰めた菌糸ビンへ投入。そして右端は産卵セットの取りこぼしから回収し、マットで飼育している幼虫になります。

事前の確認からどの幼虫もそれほど大きくありませんので、今回はDOSさんのSRD−3600cc800㏄500㏄のビンに詰めた菌糸ビンを使います。

それでは4頭の幼虫の状態ですが、

オオクワガタの幼虫にしてはかなり小さいです。^^;

この画像ではいまいちピンとこないと思いますので、体重を測ってみると、

最大でも9g。マットで飼育していた幼虫に限っては2gと、まるでノコギリクワガタ?というよりコクワガタ並みの大きさですね。^^;

全てがメスなのか?それとも菌糸が合わなかったのか?兄弟の中には11月の時点で20gや14gもいたので、菌糸が良くなかったのか?飼育環境が良くなかったのか?

昨年のオオクワガタの幼虫飼育では管理温度が比較的高かったため、5月の羽化(約8~9か月での早期羽化)となってしまいましたが、今年は低温で飼育しじっくりと育てる予定ですので、とりあえず菌糸ビンに投入していきます。

左から2頭の幼虫は800㏄、右2頭の幼虫は500㏄へ投入します。

全頭、元気よく菌糸の中へ潜って行ってくれました。

ここからは20℃にて飼育していきたいと思います。

ノコギリクワガタ

ノコギリクワガタに関しては、今年はWDのメスと累代になるペアから幼虫を取ることができました。

しかし私の飼育環境が良くなかったため非常に生存率が非常に低く、現時点では5頭のみを飼育しています。(WDのライン=2頭、累代ライン=3頭)

そのうち1頭は割り出し当初から500㏄の菌糸ビンで飼育。1頭は11月頃に菌糸プリンカップ200㏄が一つ余ったためそちらへ投入。残りの3頭はマットにて飼育を続けていました。

ノコギリクワガタは全て23℃の環境で飼育していたのですが、やはりできることなら少しでも大きくて丈夫な個体を育て上げたいところです。

そこで今回、オオクワガタと同様菌糸ビンへ投入し、20℃の環境で飼育していくことにしました。

使う菌糸ビンは全て500㏄で、DOSさんのSRD−3600ccを詰めたものになります。

まずは1頭目。

こちらは割り出し後に500㏄の菌糸ビンへ投入していた幼虫ですが、現在飼育している幼虫では最も大きいです。(といっても、まだまだ小さいですけどね^^;)

とりあえず体重を測ってみると、

やはり2g。^^;これからの成長に期待して菌糸ビンへ投入です。

ここからはマットで飼育している幼虫3頭を続けて。

マットで飼育していた3頭はまだ2齢ですね。

まだまだ平気でマドラーに乗る大きさですが、なんとかここまで生き延びて成長してくれたことに感謝です。

私にとっては貴重な5頭のノコギリクワガタの幼虫たち。これからは20℃の低温で飼育し、ゆっくりと時間をかけて飼育していきたいと思います。

最後に

年末にかけてバタバタと国産クワガタの幼虫たちの管理を行ってきましたが、とりあえずは何とか落ち着きました。

現在は『コクワガタ』・『オオクワガタ』・『ノコギリクワガタ』、全て20℃の環境で飼育しており、これらの国産種についてはじっくりと時間をかけて飼育していきたいと思います。

これにはもちろん大型を目指しているという理由もあるのですが、丈夫な成虫を羽化させたいという狙いもあります。

これまでの飼育の傾向を見ていると、どうも

『幼虫期間にじっくりと育った個体の方が、成虫になってからの寿命も長い?』

ような傾向があるように思えるのです。

これはあくまで現時点では私の個人的な感覚ですが、今後の飼育でしっかりと観察をしながら見ていきたいと思います。

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