みなさんこんばんは、鷹です!
昨年はじめてブリードにチャレンジし、幼虫飼育を続けているパラワンオオヒラタですが、メスは11月に羽化し残りはオス4頭となりました。
いずれも10月から11月にかけてXL-POT 2300cc
その後はずっと菌糸ビンの外から幼虫の姿を確認することができなかったのですが、ちょうど昨年のクリスマスあたりから再び幼虫が姿を現し始めました。
目次
暴れてる?
まずはこちら、12月30日時点の画像です。
これをアップで見てみると、かなりワンダリングで容器を削っているのが分かります。
次はこちら、
同じくアップにしてみると、
心なしか、蛹室を作り始めているようにも見えます。
最後にもう1頭、
こちらは画像では全く分かりませんが、肉眼で見ると少しだけ中の様子を伺うことができ、かなり大きな空洞が作られているように見えます。
ちなみにもう1頭(11月2日に投入分)は、現在でも幼虫の姿を確認することができません。投入直後には食痕が現れたのですが、それ以来は全く動きがありません。
さらに暴れ?
さて、年末年始は少しずつ時間を作ってクワガタの世話をしていたのですが、最初に紹介した2頭はさらに酷いことになっていました。
まずは昨日(1月2日)の様子です。
こちらは菌糸ビンのかなり上まで上がってきており、少し菌糸を押し上げてフタに接触するまでになっています。
そして今日になってみると、
こちらはビンの上部で動き回っているようです。
そしてもう1頭は、
今度は下に向かって進んでいます。
ただ1頭目の幼虫の菌糸ビンのフタを開けてみると、菌糸をかなり上に押し上げフタの通気口を塞いでしまっているようです。
このままでは酸欠になてしまう恐れもありますので、少し上部の菌糸とオガを取り除くことにしました。
すると、
すぐさま巨大な幼虫とご対面しましたが、心なしか以前より一回り小さくなっているような?
実はこの幼虫、10月の投入時には58gあったのですが、最近姿が見えるようになってからも、それほど成長しているようには思えませんでした。
『居食いしていた割にはこんなもの?』
と言う風に思っていたのですが、いざ実物を見てもやはり成長しているようには見えません。
まあ、ここまでやってしまえばとりあえず、
ものの見事にダイエット成功!
ではなくて、以前の体重測定から6gは減っているのですが、これは果たして最近の暴れの影響なのでしょうか?
幼虫の動きを発見してから本日の体重測定までは、ほんの一週間強です。
居食いしていたと思われる期間を考えてみても、、、、
少し不自然?
クワガタの幼虫の暴れには諸説があり、詳しいことは分かってないようです。しかしここ最近の幼虫の動きを観察していると、
『幼虫はさなぎになるために必要な体作りをしているのか?』
そのように思えてなりません。
58gの体重を見た時はもっと大きくなることを願っていたのですが、今の幼虫の姿を見ていると、
『成虫になるために力を振り絞っている』
そのように見えてしまいますね。^^
以前より少し力強く見えてしまいました。
とりあえずは完全羽化を目指し、注意深く見守っていきたいと思います。
追記
昨日体重測定を終え菌糸ビンに戻したところ、一度は菌糸ビンの奥深くまで潜って行っていくれたのですが、先程帰宅し確認してみるとまたしてもこの有様。
ビンの裏側を見てみると、
なんか昨日より更に上にがってきています。^^;
おそるおそる菌糸ビンのフタを開けてみると、
いきなり『こんばんは』ですか?
と思いきや、やはり威嚇してきます。
しかも菌糸ビンを確認する前に嫌な物音が聞こえていたのですが、
何もこんなところまで削らなくても、、、、^^;
さて、どうしたものか困ったところですが、この状態は以前のパラワンのメスと全く同じ状況です。
メスの時は蛹化を考えてここからマット飼育に切り替えたのですが、実はそれが失敗だったようで、5頭のうち4頭が☆になってしまいました。
このまま放置すればさらにダイエットはしてしまうのでしょうが、ここは完全羽化を最優先に考え、このまま菌糸ビンでの飼育を続けてみたいと思います。
とりあえずはビンの口付近まで盛り上がったオガを少し取り除き、ビンを逆さまにして置いてみることにします。
何とか無事に成虫へと羽化して欲しいものです。