スマトラオオヒラタの本命ライン、ブリード開始!

みなさんこんばんは、鷹です!

毎日寒い日が続いていますが今日(2月12日)は、ついに大阪でも雪が積もってしまいました!^^;

昨夜から『やけに冷え込むな?』とは思っていたのですが、朝起きて窓の外を見てみると真っ白でした。^^;

さすがに自宅周辺は道路までは積もっていませんでしたが、通勤の道中は渋滞や事故で大変なことになっていました。

大阪の平野部では雪が積もるなんて1年に一度あるかないかです。慣れていない分、ちょっとでも積もると大変なことになってしまいます。

『やはり自然の力はすごいものだ!』

と感じた1日となりました。

ところで外がこんなに大変なことになっていても、自作温室内のクワガタ達には全く関係ありません。^^元々雪とは無縁の地域で暮らしているので当たり前と言えば当たり前ですが。

というわけでそろそろ時期が来たようですので、先日スマトラオオヒラタクワガタの本命ラインのブリードを開始しました!

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目次

スマトラオオヒラタの本命ライン

さて、今回ブリードを開始したスマトラオオヒラタですが、実は私にとっては今期の『本命ライン』なのですが、残念なことに有名血統でも大型血統でも極太血統でもありません。^^;

あくまでも個人的に『本命』と考えているブリードラインであって、それにはちょっとした理由があります。

ブリードのペア

今回のブリードにはこちらのペアを使用します。

スマトラオオヒラタ WF1 84mm

オスは昨年の11月に『補強』として我が家にやってきたオスです。

こちらはヤフオクでメス2頭と共に落札させて頂いたのですが、メス2頭は我が家へやってきてすぐに飼育していた95㎜のオス及び81㎜のオスとペアリングし、見事に予想以上の産卵をしてくれました。

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ちなみにこの3頭は兄妹で、親はオス(WD 94㎜)・メス(WF1 49㎜)ということです。

そしてメスはこちら、

スマトラオオヒラタ CBF1 47mm

そうです。

このメスは昨年、私がはじめて飼育したスマトラオオヒラタの子供になります。

昨年のブリードでは最終的に4頭の幼虫が残り、オスが3頭・メスは1頭のみでした。姉弟のオス3頭は今も元気に幼虫生活を満喫?していますが、唯一のメスは11月2日に無事羽化してくれました。

このメスは私がはじめてブリードしたスマトオオヒラタということで、やはり我が家で生まれただけあって少し思い入れがあります。

親は81㎜ WDのオス47㎜ CBF1のメスということで決して大型血統ではありませんが、どうしても子孫を残してあげたいと、羽化した時から考えていました。

これが『本命ライン』の理由ですが、今回のペアはどちらもWDの血が入っています。またメスの姉弟のオスたちは今はまだ幼虫ですが、そこそこの大きさに育っており、 いずれも90㎜は超えてくれそうな雰囲気です。

そう考えるとこのラインも少し期待が持てそうです。

ペアリングと産卵セット

ということでペアリングを開始したのですが、オスは昨年の8月羽化ということで成熟は全く問題ありませんが、メスは11月2日の羽化です。

ただやはりブリード個体であるためか後食も早く、12月に入るとかなりの量のゼリーを食べてくれるようになりました。

ペアリング

そのためずっとタイミングを見計らっていたのですが、羽化からちょうど3ヶ月が経過した2月5日から同居をスタートしました。

今回は交尾を目視することはできませんでしたが、同居の翌日にはメイトガードが見られ、並んでゼリーを食べている姿も見ることができました。

しかしこの2頭、非常に警戒心が強いようで、写真を撮ろうと飼育ケースを取り出すと、そそくさと離れて隠れようとしてしまいます。

特にメスがひどいのですが、とにかく目視でメイトガードは確認できたので、取り合ずは『ペアリング成功』ということで、2月7日に個別飼育へ戻しておきました。

産卵セット

そしてメスは2日後の2月9日、事前に準備してあった産卵セットに入ってもらいました。

今回もマットは、買い置きしてあった月夜野きのこ園さんのくわMat』を使います。

昨年の11月にこのマットを使いはじめてから、スマトラオオヒラタ2セット、パラワンオオヒラタ1セットで非常に良い結果が出ています。

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販売中止になってしまったのは本当に残念ですが、もう少し買い置き分があるため『爆産祈願』で今回も使用してみます。^^

で、いつもの通りケースの7分目くらいまで硬めに詰めて、

その上に3㎝くらい、ふんわりとマットを敷いておきます。

そして倒木とエサ皿を置いて完成!

あとは丸1日以上温度慣らしを行い、ゼリーとメスを入れて準備完了です。

産卵セットはメスが産卵に集中できるように、自作温室内の薄暗い場所に置いておきます。

最後に

いよいよ待ちに待った、我が家で生まれたスマトラオオヒラタのブリードを開始することができました。

今回は交尾の様子を見ることができなかったため確率は50%といったところですが、オス・メス共にまだまだ時間に余裕があるので、これでだめなら再度、ペアリングからやり直したいと思います。

ただケンカもすることなく並んでゼリーを食べていたくらいですから、、、

きっとうまくいくでしょう!^^

あとは『爆産』をお祈りするのみです。<m(__)m>

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