オオクワガタの菌糸飼育開始!

みなさんこんばんは、鷹です!

みなさんはどんな瞬間に冬の訪れを感じますか?

朝晩の冷え込みは当然のことですが、私は仕事柄ということもあり夕刻に陽が落ちて、気温が下がるのを体感した時に、最も冬の訪れを感じてしまいます。

そしてそろそろ1年の終わりも頭に浮かんでくるのですが、クワガタの中にはこれからがスタートという種も見られます。

ということで半分無理やりですが、^^;

今回はオオクワガタの幼虫飼育のご報告です。

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目次

オオクワガタのブリード状況

毎年数は少ない上に小さな個体ばかりが羽化していますが、今年も懲りずにオオクワガタのブリードにチャレンジしています。^^

自然界では滅多に見ることができなくなったオオクワガタですが、飼育下においては大変丈夫で長生きです。

元々四季のある日本に生息しているクワガタということもあり温度変化にも強く、極端な状況さえ除けば温度管理ができない環境でも、十分に飼育を楽しむことができます。

そんなこともあり2017年11月に初めて幼虫と成虫を入手し飼育とブリードを続けているのですが、なんといっても単純に美しいクワガタだと感じています。^^

さて、そろそろ本題に。^^;

今期のオオクワガタのブリードはこちら。

みなさんこんばんは、鷹です! 気が付けば6月も中盤に差し掛かり、約1カ月ぶりの投稿となってしまいました。^^; 私事で非常に恐縮ではあり...

オオクワガタとしてはかなり小さい部類に入りますが、私がはじめて飼育したオオクワガタの子(CBF2) ということで、更に累代を目指すことにしました。

世間ではオオクワガタは80㎜どころか90㎜の世界に突入していますが、はっきり言って私が手を出せる世界ではありません。

それより私が目指すべきは、まずは『親越え!』

これしかありませんね。^^

ということで5月初旬からブリードを始めましたが、1度目の割り出しで回収できたのは卵1個のみ。なんとかまともに幼虫を確保できたのは、オオクワガタのブリードとしては少し遅め?の8月14日のことでした。

みなさんこんばんは、鷹です! まだまだ暑い日が続きますが、お盆を過ぎると何かと季節の移り変わりを感じてしまうのは、私だけでしょうか? 待...

菌糸飼育スタート

割り出し時はほとんどが初齢幼虫だったため、いきなりの菌糸はリスクが高いので産卵セットで使っていたマットで管理していましたが、さすがにこの時期に1ヶ月も経過すると幼虫たちの成長もそれなりのものです。

一番大きな幼虫でこんな感じです。

画像のプリンカップは200㏄ですので、おおよその大きさは想像がつくでしょうか?

そこでまずは9月19日200㏄の菌糸プリンカップへ投入しました。

菌糸ビンへ

そしてそれから更に約1ヶ月半。

ほぼ菌糸を食い上げてくれたようですので、いよいよ菌糸ビンでの飼育をスタートします。

これまでのオオクワガタの幼虫飼育では1本目は500㏄を使っていたのですが、今回はあえて800㏄を使ってみます。

これはプリンカップで飼育している間に幼虫たちが想像以上に成長していたこと。そして恐らくですが、、、この時期(真夏)に孵化した幼虫たちは、年内に最も成長してくれるはずです。

まあこれまでの少ない飼育経験と、あくまでも私の想像でしかありませんが、、、^^;

とにかくまずは幼虫たちの現在の様子を確認です。

3齢初期ということもありオオクワガタの幼虫としてはまだまだこれからですが、約1ヶ月半ということを考えるとなかなかの成長ぶりです。^^

それではいよいよ菌糸ビンへ投入です。

ちなみに現時点での最大はこちら、

ということで8gでした。^^

最後に

さて、今年も残り2ヶ月を切り、2019年も終わりを迎えようとしています。

しかしオオクワガタの幼虫飼育は始まったばかりです。

どうも我が家のオオクワガタは小型の血統のようですが、冒頭にも述べさせて頂いた通り、私の目標はまずは親越えです。

まあこれには様々な考えがあっての目標ですが、まだはっきりとまとまっていないためそれはまた次の機会に。^^

この幼虫たちは初期の成長を期待して、少し高めの温度(25℃以上)で管理していきたいと思います。

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コメント

  1. Esper より:

    こんにちは、いつも楽しく読ませていただいております。オオクワガタ歴3年の人間です。パラワンオオヒラタクワガタでは、私もこちらの記事を参考に覚悟しながらやってみましたが、オスの蛹での死亡率の高さに閉口するくらい苦戦しました。
    ちなみにオオクワガタ大きくなると良いですね!3年間いろいろな菌糸瓶を試しましたが、自分のところはS3に落ち着きそうです。投稿これからも楽しみにしております。

    • taka より:

      Esper様

      コメントありがとうございます。

      パラワンに限ったことではありませんが、
      クワガタは大きくなればなるほど無事羽化させるのが難しくなりますね。^^;
      実際、私のパラワン1期目はオスは全滅でしたし。

      2期目は少数ながらも完品羽化させることができましたが、まだまだ試行錯誤している最中です。
      ただ少しづつ掴みかけていることもありますので、今後ご良いご報告ができるよう頑張っていきますね。

      オオクワガタのブリードは私の方が後輩になりますね。
      記事内でも記載させて頂きましたが、世間一般の『大型』以前に、
      私の課題はあくまでも『親越え』です。

      これまでの経験を少しでも活かし、
      何とか良いご報告ができるよう頑張っていきます。

      Esper様も飼育において何か情報等あれば、
      いつでもお気軽にコメントお願いしますね。

      • Esper より:

        ご返信ありがとうございます。
        ちなみに鷹様のブログは相当前からROMっておりまして(^^)、パラワンオオヒラタクワガタに興味が出たのもこのブログのお陰なんです。
        私のところも4匹のオスのうち2匹が蛹化後に★になりました。うち1匹は110upだったのですが、難しいですね。特に理由不明で蛹が突然死するように思えました。一匹はなんとか101mmでした(笑)

        オオクワガタも同じく3年目にしてようやく82mmが出たのですが、引越しを途中で挟んだ関係で幼虫の★が続出しオスで蛹まで行ったのが4匹。うち期待の30後半gの蛹2匹とも羽化不全で★です(TT)
        82mmはなんと、26gからの羽化でした。因果がよく分かりません(笑)今年はいろいろと試しております。

        親超えプロジェクト、楽しみに拝見しております!!
        これからもよろしくお願いします。

        • taka より:

          以前からブログを見て頂いていたとは、、、本当にありがとうございます。

          しかもそれがきっかけでパラワンに興味を持っていただき、
          実際に飼育されているということは本当に嬉しい限りです。^^

          飼育経験を積めば実感されているかもしれませんが、
          蛹化不全・羽化不全・蛹化後の突然死は我が家でも圧倒的にオスに、
          しかも幼虫時代にそこそこ育ってくれた個体に起こる傾向がありますね。

          私もまだまだ研究中ですが、なんと言っても幼虫時代がすべてでは?
          と考えています。

          例えばパラワンを例に挙げてみれば、
          もちろん個体差はありますが、蛹室を作ってから羽化して後食を開始するまで、
          平均的には5ヶ月以上の時間がかかり、その間は一切栄養を補給せずに過ごします。

          つまり幼虫時代にそこまでの栄養(エネルギー)を貯めておく必要があるということですね。

          その為個人的には、、幼虫時代にそこまでのエネルギーを貯めることのできなかった個体が、
          不全や突然死を起こすのでは?と考えています。

          もちろん飼育する以上は少しでも大きく羽化させたいという希望もありますが、
          幼虫の状態をよく見ながら時には少し早めでも蛹化させることも、
          無事に後食までもっていくには必要なことなのでは?とも感じています。

          ひょっとすると26gの幼虫から82㎜が羽化したことも、
          このような要因が影響しているのかもしれませんね?

          総体的には幼虫時代に少しでも大きければ大きな成虫が羽化してくれるでしょうが、
          血統であったり個体の素質であったり。

          全てを兼ね備えれば本当に大きな個体が羽化してくれるような気がします。

          色々考えるとこがあり少し長いコメントになってしまいましたが、
          こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。

          • Esper より:

            鷹様

            すいません、返信が遅くなってしまいました。師走で仕事でバタバタしております。

            ご丁寧にありがとうございます!

            幼虫時代の栄養分が足りなくて、死に至ってしまうのは、そうでは無いかと確かに思います。

            振り返ると、残念ながら期待しつつ死んでしまった1番大きいサナギは、実は前蛹になる寸前に引越しを挟み、その後劣化した菌糸瓶をようやく交換しました。おそらく引っ越しの温度変化で強制スイッチが掛かったのにも関わらず、劣化した菌糸瓶で栄養が取れずに蛹になってしまったと思います。実際交換後の菌糸瓶は一口も食べてませんでした。
            他の幼虫も似たような状況だったかと思います。

            今回はこれまでの反省を活かして?
            しっかり劣化前に新鮮な菌糸瓶を与えているつもりです。

            ちなみに、私は一応エンジニアでして、巷のオオクワガタブリーディングの通説が信じられず(笑)
            大型血統なるものが本当に存在するのかをミニ統計取りながら検証しています。母数が少なすぎるのであくまでも自分を納得させる疑似科学に過ぎないですが。。。

            ・菌糸の差
            ・メスサイズの影響
            ・血統

            これらに有意な差が出るのかを目的にオス2匹とメス3匹で3血統作り、幼虫計45匹で調べています。

            しかし、有意な差があまり見出せず、パラメータも多すぎて早くも統計化するのは断念しそうです(笑)

            こちらこそ、今後ともよろしくお願いします!

          • taka より:

            Esper様

            こんばんは。

            さすがにこの時期ですので忙しいのは仕方ありませんね。^^;

            ただ私自身もカブクワ飼育・ブログ共に『無理なく楽しむ』がモットーですから、
            本当に気が向いた時、余裕がある時にコメント頂ければ幸いです。^^

            私自身も実感していますが、飼育データというものは様々な面で役に立つことが多いですね。
            それが今後の飼育に役立ったり、はたまた様々な検証のヒントになったりと。

            私は昨年本土ヒラタクワガタで3ラインのブリードを行いデータを取ってみましたが、
            それぞれのラインで特徴があり、とても勉強になりました。

            最も驚いたのは小さな親から比較的大きな成虫が羽化したことで、
            この辺りを見極めながら種親を選別していくと、大型血統が生まれるのかもしれません。

            ただ過去の飼育レコードを調べてみると、
            オオクワガタと本土ヒラタクワガタだけがWDとブリードでの差が大きいのですよね。
            このようなことがどうして起きるのか?またどうすれば起こすことができるのか?

            一度大きな個体が産まれれば同族を集めて血統を作り出すことは可能でしょうが、
            重要なのは『最初の1頭』がどのようにして生み出されるかでしょうね。

            いろいろ思うところはあるでしょうが、
            まずは『親を超える子』を育て上げることが最優先では?と感じています。