コクワガタの幼虫の割り出し

コクワガタ
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みなさんこんばんは、鷹です!

先日、不慮の事故に遭ってしまったコクワガタの産卵セットでしが、その後マット内の点検も兼ねて産卵木の一部をめくってみると、幼虫1頭の姿を確認することができました。

コクワガタの幼虫の割り出し、は行いませんでしたが、、、

しかし以前あまりにも早く幼虫を取り出してしまい、取り出した4頭の内2頭が死んでしまうということがあったため、この時は割り出しをせずにもう少し様子を見てみることにしていました。

コクワガタの幼虫はとりあえず発酵マット飼育で

 しかし後になって冷静に考えてみると、
  1. 他にも幼虫がいる可能性がある
  2. 産卵木がかなり小さい
  3. 幼虫同士が出会ってしまうとケンカ、最悪の場合は共食いしてしまう

との考えが頭をよぎったため、少し早いと思いつつも割り出しを行ってみました。

今回はその様子についてご報告させて頂きたいと思います。

目次

コクワガタの幼虫の割り出し

まずは前回と同様、大きめのケースにマットと産卵木をそのままひっくり返してみます。

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そしてマットの中を点検してみましたが、ここには今回も卵や幼虫の姿を見ることはできませんでした。

そこで次に産卵木を手に取って確認してみると、

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かなりのかじり跡食痕が見られます。何よりこの時一番に気付いたことは『産卵木が異様に軽い』ということです。

当然のことながら幼虫が材を食べると、内部はどんどん空洞が広がっていきます。

『これは期待できるかな?』ということで割り出しの期待が一気に高まってきました。

今回、産卵木を割る際には、小型のマイナスドライバーを使用しました。ドライバーの先をほんの少しだけ産卵木に刺し、そのままひねると木の筋に沿って簡単に産卵木が割れていきます。

そうするといました!

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赤丸の部分がコクワガタの幼虫(1齢)です。以下の画像も同様ですが赤丸の部分が幼虫青丸の部分が幼虫による食痕を示しています。

さらに産卵木を割っていくと、

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ここにもいました。

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こちらにも。

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またしても発見。

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まだまだいます。

さらにこちらの穴の中には、少し大きめの頭が見えています。

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画像では全く見えませんね。^^;

とにかくこの部分も割っていきます。すると、

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いました!

こちらは今までに発見した幼虫より、明らかに大きい2齢幼虫ですね。

ということで、この小さな産卵木から出てきた幼虫の数はなんと『16頭!』

まさかこんなにいるとは思ってもみませんでした。^^

個別飼育へ

さて、取り出した幼虫たちは1頭を除いてかなり小さかったのですが、今更元に戻すわけにもいきません。

それに今回は『ケンカや共食いを未然に防ぎ、個別飼育する』という目的で割り出しを行いました。

そこで1頭ずつプラスチックコップに入れていきます。

しかしここで問題が発生!

『プラスチックコップが足りない、、、、、』

想像以上に幼虫の数が多過ぎました。^^;

そこで現在平行して行っている『カブトムシの幼虫のペットボトル飼育』を参考に、急遽ペットボトルを使って飼育容器を作ってみました。

カブトムシの幼虫 ペットボトルでの育て方

カブトムシの幼虫のペットボトル飼育はじめてみました!

カブトムシの幼虫を1齢幼虫からペットボトルで育ててみる

 
 
 

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今回使用したのは500㏄のペットボトル。幼虫がかなり小さいためそんなに深さは必要なさそうです。ということでペットボトルの下3分の1ぐらいを切り取って、『簡易飼育容器』にしてみました。

また急激な環境変化を少しでも避けるため、産卵セットで使用していたマットと産卵木の破片を入れ、そこに幼虫を1頭ずつ入れてあります。

最後に

正直なところあれだけ小さい産卵木から、これだけ多くの幼虫が出てくるとは思っても見ませんでした。

当面はこの状態での飼育を続け幼虫がもう少し大きくなったら(目安としては3㎝程度)、菌糸ビンに移し替えてあげたいと思います。

以前取り出した幼虫はマット飼育をしていますが、今回取り出した幼虫は数頭を菌糸ビンで飼育してみたいと考えています。

そうすることで飼育環境の違い(エサの違い)が幼虫の成長にどれだけの影響を与えるのか?その様子も観察できますね。

コクワガタの幼虫も数が増えると、楽しみの実感がますます湧いてきました。^^

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