スマトラオオヒラタの幼虫も暴れ?

飼育日記

みなさんこんばんは、鷹です!

先日こちらの記事で少しご紹介させて頂いたのですが、

スマトラオオヒラタの本命ライン、菌糸ビン投入!
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私は現在、蛹化を間近に控えたスマトラオオヒラタのオスの幼虫を3頭飼育しています。

上記の記事作成時に何気に幼虫の様子を伺ったところ、ちょうど都合よく3頭のうち2頭の姿が確認できたため画像を撮りご紹介したのですが、実はこの時から少し嫌な予感はしていたのです。^^;

目次

幼虫の暴れ

そうです。

画像をご覧になった方はすでにお気づきかもしれませんが、それはずばり

『スマトラオオヒラタの幼虫も暴れだした!?』

ということです。

今年に入ってからは散々パラワンオオヒラタの暴れに悩まされ、先日最初の1頭がさなぎへと蛹化してくれ、少しは落ち着けるかと思った矢先に今度はスマトラオオヒラタの幼虫の暴れ。

しかもスマトラオオヒラタの幼虫は2300㏄の菌糸ビンに投入してからほとんど姿を見せず、ほぼ居食い状態を続けていたためそのまま蛹化してくれることを期待していたのですが、なかなかこちらの思い通りにはなってくれないようです。

で結局、こちらが前回の記事でご紹介した画像で、4月9日に撮影したものなのですが、

それが4月13日にはご覧のように、

はい!

暴れ確定です。^^;

マット飼育へ

この幼虫たちも割り出しから既に1年以上が経過しており、今回の暴れは蛹化前のワンダリングと見て間違いなさそうです。

そうとなればパラワンのように暴れすぎでダイエットしてしまう前に、早急にマット飼育へ切り替えたいと思います。

体重測定

と、その前に、せっかく移動させるので体重測定を行ってみたいと思います。

まずは1頭目、菌糸ビンの蓋を開けてみると、

いきなり睨みつけてきました!^^;

こちらの幼虫は前回(10月7日)の時点で49gだった幼虫です。

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あれから半年以上が経過しますが、果たして体重の方は?

あら?

これはほぼ同じと考えて良さそうですね。^^;

気を取り直して2頭目です。

完全に地上に上がってきていました。

ちなみにこちらは前回(10月17日)には55g。我が家のスマトラのオスの中では最大だった幼虫です。

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こちらも暴れが見られるまではほとんど姿を見せず、ずっと居食いしていたと思われますので期待大ですが、

それでは、

え?

全く変わらず、、、。^^;

結局この2頭、大きさに関しては昨年の10月から全く変わっていないという結果となってしまいました。

マットへ投入

ということで大きさに関しては期待外れでしたが、この大きさなら90㎜前後の成虫が期待できそうですので、完品羽化を祈願してマットへ投入です。

2300㏄のビンが小さく見えてしまうほどですが、世間的に見ればまだまだですね。

2頭ともゆっくりとマットの中へ潜って行き、

1時間ほどで完全にマットの中へ姿を消してしまいました。

最後に

さてこの2頭のスマトラオオヒラタのオスの幼虫ですが、それぞれの体重の推移を見てみると、

  1. 7月13日・30g⇒10月17日・55g⇒4月14日・55g
  2. 5月21日・未計測⇒10月7日・49g⇒4月14日・50g

という結果になりました。

産卵セットを割り出したのが3月15日のことでしたので、

スマトラオオヒラタクワガタの産卵セット割り出し
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結局最初の7か月の間に最大まで成長し、その後は体重を維持しながら羽化時期を控えていたということでしょうか?

思い返してみればパラワンの幼虫も同じような傾向でしたが、これも幼虫の飼育方法を考える上での一つの参考になるかもしれません。

よくクワガタの幼虫の飼育方法を検索していると、

『3齢までは比較的高温で管理し、その後低温で飼育する』

という方法を見ることがあります。

これは幼虫の初期での成長度合いが、最終的な幼虫の大きさに影響するということなのかもしれませんね。(もちろん血統も大きく影響するでしょう)

こうして幼虫たちの飼育状況を記録し見直すことで、今後の参考になることや新たな発見をすることもできます。

そしてそれは同時に

『飼育コストの低減』

につなげていくともできそうです。

しかしとりあえずはここまでくれば、

『完品羽化!』

これを第一に考え、注意深く幼虫たちを見守っていきたいと思います。^^

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