ノコギリクワガタのマット交換

ノコギリクワガタ

みなさんこんばんは、鷹です!

先日ふとブログの記事を振り返ってみましたが、気が付いてみれば国産クワガタの記事が久しく見当たりませんね。^^;

お忘れかもしれませんが、実は以下の国産種もしっかり飼育しています。^^

  • コクワガタ(成虫)
  • オオクワガタ(成虫・幼虫)
  • ヒラタクワガタ(成虫・幼虫)
  • ノコギリクワガタ(成虫・幼虫)

ただ国産種に関しては成虫・幼虫共に常温飼育のため、成虫たちはもちろん冬眠(越冬)中で、幼虫たちも気温が低いこともあってか活発には活動しておりません。

そのため長らく放置状態が続いていましたが、2月後半からそこそこ気温も上がり始め、幼虫たちもそろそろ活動を始める頃ですので、2月20日本土ノコギリクワガタの幼虫のマット交換を行いました。

目次

ブリードの経緯

かな~り時間が空いてしまったため^^;、今回マット交換する幼虫たちのブリード経緯について再度ご説明させて頂きます。

まず幼虫たちの親はこちら、

昨年の7月に採集した約67㎜のオス約31㎜のメスで、採集時の記事はこちらです。

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このペアはオスがメイトガードしている状態で発見しそのまま採集できましたので、約1週間同居させた後、産卵セットでの同居に切り替えました。

オスはその後8月初旬に☆になってしまいましたが、メスは8月下旬から順調に産卵してくれました。

そして9月20日に産卵セットの割り出しを行ったところ、幼虫8頭卵16個を回収することができました。

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その後は卵も順調に孵化してくれ10月下旬にはマット交換を行い、それからは個別飼育へ切り替え現在に至ります。

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マット交換

ということで前回のマット交換から約4か月ぶりになりますが、2月20日に生存確認も兼ねてマットの交換を行いました。

まずは交換前の様子から、

10月のマット交換の際は24頭の幼虫が生存していましたが、寒い冬を乗り越えてくれた幼虫は、、、

残念ながら1頭が☆になっていましたが、23頭の幼虫たちが元気に冬を乗り越えてくれました。

が実はこれ、とんでもなく高い生存率になります。

というのもこのライン、割り出し時が幼虫8頭卵16個。その後卵は全て孵化しマットへ投入しておりました。

つまり割り出し時から1頭の幼虫のみが☆になってしまっただけということなのです。

昨年のことを思うと、なかなか今期のノコギリクワガタブリードは順調です。^^

ちなみに雌雄の内訳は、

オス=10頭

メス=13頭

という結果になりました。

さすがに寒い時期に常温飼育していたこともあり、特筆するほど大きな幼虫もいませんが(そもそもノコギリクワガタの幼虫の大きさが分かっていません^^;)、とりあえずオスの最大だけ、

8gです。

この数字だけを見れば本土ヒラタクワガタのメスにも及びませんが、

昨年の10月時点では4gですから、寒い冬の間に2倍もの大きさに育ってくれたことになります。

それでは新居の方へ、

オスの幼虫には基本的に800㏄を用意していましたが、事前の読み違いもあったため早期の交換を前提に、4頭は500㏄へ入って頂きました。

そしてメスは、

全て500㏄へ入って頂きました。

最後に

3月も折り返し地点を越え、これからどんどん気温が上がっていくと思われます。

昨年の飼育状況から推測すれば、おそらく羽化は6月下旬から10月ごろではないかと思われ、幼虫たちの成長はこれから2、3カ月が正念場になってくると思います。

とにかくこれからは幼虫たちもどんどん活発になっていくと思われますので、『親越え』を目指してしっかりと管理していきたいと思います。

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