これってカブトムシの幼虫のオスとメスの違い?

みなさんこんばんは、鷹です!

以前私はカブトムシの幼虫のオスとメスの見分け方について記事を書いたのですが、読まれた方もいらっしゃるかと思います。

この時は様々な情報を集め、自分が飼育している幼虫たちをよ~く観察してみたのですがいまいち明確な違いが分からず、うっすらと見えるお腹のVマークでとりあえずオスとメスを分けて飼育することにしてみました。

カブトムシの幼虫、オスとメスの見分け方

しかし最近世話をしながら幼虫を見ていると、ある明確な違いがあることに気付いてしまったのです。

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目次

カブトムシの幼虫のオスとメスの見分け方

ところでみなさん、以前の記事でもご紹介させて頂きました、カブトムシの幼虫のオスとメスを見分ける3つの方法は覚えていらっしゃるでしょうか?

それは、

  1. 体重で見分ける:一般的にオスの方がメスより重たい
  2. メスの卵巣で見分ける:メスはお尻から3節目くらいの両側に白い卵巣が見える
  3. お腹のマーク:お腹に「V」もしくは「ー」のマークが見えればオスである

これらの見分け方は様々なサイトやブログでもご紹介されており、皆さんこれらの方法を用いてカブトムシの幼虫のオスとメスを区別しておられるようです。

しかしどのサイトやブログを見てみても、ほとんど『100%当たるとは限らない』とも書かれており、実際、私が観察してみても、『どれもこれもいまいちよく分からない』というのが本音でした。

明確な違い

しかし最近、マットの入れ替え等のメンテナンスをしている際に幼虫を見てみると、はっきりとわかる違いがみられることに気付いてしまったのです。

それは『卵巣らしきもの』の存在です。

以前の記事で書いた『カブトムシの幼虫のオスとメスを見分ける3つの方法』『2』でご紹介させて頂いた項目なのです。

10月に観察した時には全く確認できなかったのですが、先週(11月17日)に体重測定をした時には、はっきりと見えるようになっていました。

それではご紹介していきたいと思います。

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赤丸の部分ですね。『卵巣』と言うよりも、『卵そのもの』に見えます。

こちらにも。

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一方、こちらの幼虫には全く見られません。

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こちらも見られない幼虫で、以前の記事で『オス』と記録しておいた幼虫です。

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しかも上の2頭の幼虫には『白っぽいVマーク』が鮮明に見られます。

こちらは少し卵らしきものが見えだしている幼虫です。やはり白いVマークは見られません。

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こちらも同様です。

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さらに続きます。

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こちらは卵らしきものと同時にVマークらしきものも見えていますが、上の幼虫と比べてみるとそれほど鮮明であるとは言えません。

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さらにこちらは『卵らしきもの』では済まされないほど大量に確認することができます。

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これだけはっきりと違いが見られると、この卵巣らしきものの有無がオスとメスの違いになっていると見て、ほぼ間違いないかと思われますね。

ちなみにこの幼虫は、以前の記事で『メス』と記録しておいた幼虫です。

体重による違いはあるのか?

さてそれでは、体重による違いはどうでしょうか?

一般的にオスは30g前後メスは20g前後とも言われていますが、今回、同じ27gであった2頭の幼虫でこのような例が見られました。

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左が卵巣らしきものが見える方です。

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これはどちらも同じ27gの幼虫です。卵巣らしきものの有無、Vマークの違いがはっきり確認できるかと思います。

前例によれば左がメス右がオスということになりますが、真正面の写真を比較してみるとオスと思われる幼虫の方が頭部も一回り大きいことが、お分かりいただけるかと思います。

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新聞紙の上に置いてみたところです。画像中央がメスで右下がオスになります。

このように飼育状態(比較的温暖で十分に栄養を摂ることができる)であれば、体重のみによる判断は少し曖昧なものになってしまいそうです。

もっとも来年の4月頃になれば、この2頭にも体重差が生まれているのかもしれませんね。

最後に

さて、このような違いが見られましたがいかがでしたでしょうか?

今回は幼虫たちにこのようなはっきりとした違いが見られたため、体重と雌雄の区別を記載したメモをペットボトルに貼っておきました。

また、もしこの判別方法が間違っていなければ、カブトムシの幼虫のオスとメスを見分けることができるのは『3齢幼虫』、しかも3齢に成長してから少し時間が経過してからということになりそうです。

今回、自分が飼育している幼虫たちを再度オスとメスに区別してみましたので、来年の『答え合わせ』を楽しみの一つにしてみたいと思います。^^

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