本土ノコギリクワガタの卵

みなさんこんばんは、鷹です!

ずいぶんと涼しくなってきましたね。朝晩は少し肌寒さを感じてしまうほどです。

そういえば今年は、8月のはじめから採集ポイントへは出かけておりません。

今年の採集目標を達成したこと、ブリードに力を入れていたことが原因ですが、さすがにこれだけ気温が下がると、もうほとんど昆虫を見ることはできないでしょうね。

ところで今年の目標の一つであった『本土ノコギリクワガタのブリード』ですが、7月に親となるオスを採集できたため、なんとかブリードにチャレンジすることができました。

それから2か月が経過しましたが、今回は本土ノコギリクワガタと産卵セットのその後のご報告です。

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産卵セットの概要と経過

少し時間が経過してしまっているため、再度産卵セットの概要と経過についてご説明させて頂きたいと思います。

産卵セットの概要

まずは産卵セットの概要から。

昨年の9月末に羽化し、休眠期間を終えて今年の6月より活動をはじめたノコギリクワガタのメス。

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昨年の春先、一昨年前にノコギリクワガタを飼育していたケースから偶然幼虫を発見。

その後菌糸ビンで飼育し羽化させたため、産卵・孵化時期については正確に把握できていませんが、恐らく一昨年の夏から秋にかけてだと思われます。

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我が家で羽化してくれたことや、メスにしてはそこそこの大きさであったため、今年はどうしてもこのメスの子孫を残してあげたいという思いがありました。

そのため今年は少し早い時期(6月初旬ごろ)から採集ポイントへ出掛けていたのですが、なかなか成果が上がらず、半ば諦めながらも採集ポイントへは時間を見つけては出向くようにしていました。

すると願いが届いたのでしょうか?

7月12日に大量のノコギリクワガタと出会うことができ、さらに理想的なオス親を採集することもできました。

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早速、翌7月13日より同居生活を開始。

7月20日産卵セットに投入しました。

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産卵セットの経過

産卵セット投入当初はペアリング(交尾)の確実性を求め、オス・メスを産卵セット内で同居させていました。

しかし投入から1か月が経過しても産卵の兆候は見られず、

『もしかするとオスの存在がメスの産卵を邪魔している?』

との考えから、8月26日にオスを産卵セットから取り出しました。

すると早速、飼育ケースの底面に卵を発見!

しばらくメスには産卵セットの中で頑張ってもらいましたが、地上に出ている時間が極端に長くなってきたため、9月18日にメスを取り出し、産卵セットはしばらく放置しておきました。

そうすると9月20日過ぎからちらほらと幼虫の姿が見え始めたため、1週間ほど期間をおいて、9月28日に産卵セットの割り出しを行いました。

こちらには幼虫が、

こちらには幼虫2頭と卵が見えています。

産卵セットの割り出し

それではいよいよ産卵セットの割り出しです。

まずはこちらが割り出し前の産卵セットの様子です。

マットの割り出し

とりあえず産卵木は後程割ってみることにし、先にマットをひっくり返してみます。

そうすると、

早速、幼虫発見です!

まだかなり小さいですね。^^;

とりあえず取り出して別の容器に移しておきます。

さて、この調子でマット内を調べていきますが、割り出し前に飼育ケースの外から確認できていた通り、卵も回収することができました。

ということで、結局マットからは幼虫4頭卵5個を回収することができました!

産卵木の割り出し

続いては最初によけておいた、産卵木の割り出しを行います。

手に持った感覚ではなんとなく幼虫が潜んでいそうですが、周囲の削り跡はそれほど多くはありません。

ところが少し割り出しを進めてみると、

なんと食痕を発見。

さらに食痕を頼りにもう少し深く割ってみると、

幼虫発見です。

さらに角度を変えてみると、

そして普段から愛用してるスプーンに乗せてみると、

まだまだ小さな初齢幼虫でです。

引き続き産卵木をチェックしていくと、新たな食痕が。

こちらからも幼虫を1頭、取り出すことができました。

ということで結局この産卵セットからは、幼虫6頭卵5個を回収することができました。これで何とか累代飼育ができそうです。

また卵が全部孵化してくれれば、私の飼育計画からすればちょうどいい数となりました。

それにしてもノコギリクワガタはマット産みがほとんどのようですが、しっかりと産卵木にも産んでくれるのですね。

こういうのを見ていると、やはりクワガタらしいと思えてしまいます。

マットを使った常温飼育

さて取り出した本土ノコギリクワガタの幼虫と卵ですが、こちらはマットを使い常温飼育する予定です。

最終的には800㏄位のボトルで飼育する予定ですが、とりあえず3齢幼虫へと育つまでは、プリンカップで飼育していきたいと思います。

また使用するマットですが、カブトムシの幼虫飼育でなかなか良好な経過が見られていることもあり、今回はこちらを使用することにしてみました。

フォーテック社の『ヒラタ・ノコ1番 icon』です。

これをプリンカップに詰めて、それぞれに卵と幼虫を投入していきます。

とりあえず卵は大きめのプリンカップへまとめて入れておきます。孵化して幼虫が活発に動き出したら、個別飼育に切り替えていく予定です。

その後の親虫

さて、産卵セットから取り出した親虫たちですが、オスは8月26日に取り出しその後も元気にしていたのですが、9月14日に☆になってしまいました。

またメスは9月18日に取り出し直後は元気にしていたのですが、わずか2日後の9月20日、突然☆となってしまいました。

しっかりと子孫を残してくれて、本当にお疲れ様でした。<m(__)m>

どうか安らかに眠って欲しいと願います。

本土ノコギリクワガタの卵

さて、今回割り出しを行ってみて、一つ気付いたことがあります。

それは、

『本土ノコギリクワガタの卵が意外に大きかった』

ということです。

先程も画像を載せましたがもう一度、

こちらは私がいつも愛用しているスプーンを使っているのですが、今回のメスが産んだ卵の大きさはどれも国産カブトムシと同等くらいの大きさがありました。

もちろんこれは全てというわけではなく、メスによっても個体差があるでしょうが、今回のメスは体長わずか32㎜程です。

この小さな体からこの大きさの卵を10個も生み出したとは、、、、

ちょっと驚いてしまいました。

クワガタのメスが産卵に相当の体力を使うというのも、うなずけますね。

卵のその後

さて最後に、プリンカップにて保管しておいた卵のその後の様子です。

プリンカップは幼虫への孵化を考えて、26℃~27℃をキープできる『自作温室兼保冷庫』に入れておきました。

そして割り出しの翌日には、

早速1頭、孵化していました。

さらに翌日には、

この日は2頭、孵化していました。

しかも1頭は孵化した直後だったようで、まだ頭部も真っ白です。

最後に

さて、これから少し長丁場にはなりますが、本土ノコギリクワガタの幼虫たちは成虫まで常温で飼育してみたいと思います。

とりあえずは親虫以上のサイズを目指したいと思います。

順調に育ってくれれば成虫として活動するのは再来年になりますが、のんびりと成長を見守るのも楽しみの一つと考えていきたいと思います。

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