みなさんこんばんは、鷹です!
ここ数日は急激に気温が上がったり下がったりして、非常に過ごしにくい日々が続いていますね。
大阪では2月20日、4年ぶりの春一番が吹き最高気温が18℃近くまで上がりましたが、翌21日には最高気温がなんと約7℃。たった一日で実に10℃ほどの気温差がありました。
さすがにこれだけ気温が上がると、我が家の常温飼育しているクワガタたちも勘違いしてしまうようで、越冬中のオオクワガタたちの飼育ケースを覗いてみると、地上に出てきた痕跡も見られるようになりました。
とは言え、本格的な活動シーズンはまだ先で、夜になればまた越冬状態に逆戻りしているようです。
しかし自作温室内のクワガタにとっては、季節なんて関係ありません。
ところでここのところ少しずつ飼育状況に変化がありましたので、今回は少しまとめてご報告させていただきたいと思います。
目次
スマトラオオヒラタ メス WD 45mmの産卵セット割り出し
昨年末に我が家にやってきたスマトラオオヒラタ メス WD 45mm。
しばらく我が家の自作温室に慣れていただいた後、WD(ワイルド・屋外採集個体)であり持ち腹(交尾済み)の可能性もあるため、12月30日から産卵セット内で飼育を続けていました。
その後、観察を続け行動の変化などから判断し、産卵セットからメスを取り出したのが1月19日のことでした。
それから約一か月が経過した2月15日、期待を込めて産卵セットの割り出しを行ってみました!
(上の画像は割り出し直前の産卵セットの様子です)
果たしてその結果は、、、、、
『ボウズ』でした^^;
ずっと観察を続けて産卵しているものと思い込んでいたため、これはちょっと予想外でした。もちろん産卵木も全く削られていませんでした。そのため画像すら撮っていません^^;
まあ、飼育をしていればこんなこともありますね。
このメスはWDというものを購入したため、寿命・交尾歴・産卵歴、どれも不明ですが、現在でも活発に動き回りゼリーもよく食べています。
とりあえずはクリアースライダーにて単独飼育を続けていますが、5月頃に元気であればこちらのオスとペアリングしてみたいと思います。
オオクワガタの菌糸ビンの経過
先日、4頭飼育している山梨県韮崎市産のオオクワガタの幼虫のうち、500㏄の菌糸ビンで飼育していた2頭は800㏄に交換し、その様子はこちらの記事でお伝えさせていただきました。
そして1400㏄の菌糸ビンで飼育していた2頭は、食痕が全く見られなかったことからそのまま飼育を続けていたのですが、
- きのこの発生
- 水分の増加
- 菌糸の劣化
これらの症状が見られはじめたため、幼虫を掘り出してみることにしました。
まずこちらが掘り出し直前の菌糸ビンの様子。
1本のフタを開けてみると、
きのこが生えてしまっています。
さらに菌糸ビンの底の方をアップで見てみると、
かなり水が溜まってしまっているのがお分かりいただけますでしょうか?
ということで掘り出してみたのですが、結果は最悪なものでした。
- 1本は幼虫の痕跡すら発見できず
- 1本は幼虫が菌糸にまかれて死亡
このような結果であったため、こちらも画像は撮っていません。
この2本には投入時に大きかった2頭を入れていたため、居食いで大きくなってくれていると期待したため、非常に残念な思いです。
何よりオオクワガタの幼虫を飼育し始めた際、『とにかく無事、成虫に育てあげる』ということが目標であったため、早くも目標が達成できなくなってしまったことが悔やまれます。
オオクワガタはクワガタの中では飼育し易い種であると言われていますが、やはり相手も生き物であって、こういう事態を100%防ぐことはできないでしょう。
しかしこれまでの飼育を振り返ってみると、温度管理や菌糸ビンの選択など様々な要因が考えられます。
再度、これまでの飼育過程をよく振り返り、今後の参考にしていきたいと思います。
最後に
今回は今まであまり記事にしていない、『失敗事例』をあえて記事にしてお伝えさせていただきました。
カブトムシ・クワガタムシを飼育していれば、良いこともあれば悪いこともあり、もちろん失敗してしまうこともあります。
あえて記事にすることで自分自身への教訓とすること、そして当ブログ『青空』へお越しいただいた皆様にとって少しでも参考になればと願っています。
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